自分の周りには、まだ子育て真っ最中の方が何人もいる。
悩みは尽きないようだが、それだけ真剣に子供を思っているということなのだろう。
気持ちをまだ上手に表現できない子供相手に、その気持ちを汲み取ることは難しいと思う。それが、身体の不調時などは特に気を遣う。
そこは、その子を一番よく知る親の勘を発揮させるところだ。
「うちは、甘いものは食べさせない。」と言う家庭もあれば、「菓子ばかり食べて、ご飯を食べない。」という家庭もある。
小学校上がる前の子に、そこまで厳しくするのかい?と思わず口を出してしまいたくなるようなしつけもあれば、そこはもう少し、教えてあげた方がいいんじゃないの?と突っ込みたくなる家もある。
まぁ、それぞれの家庭にも方針というか、そこの家のやり方が有るのだろうから、他人がとやかく言うことはないのだけれど、明らかに間違っている場合は別。
公共の待合にて、目にしたのは…
まだ2、3歳のお子が、両親にかまってもらいたくて一生懸命話しかけている。面白い顔をしたり、かわいいポーズをとったりと。
しかし、両親らしき二人の若い男女は、たまにチラッとお子を見るくらいで、なんと言えばいいかわからないのだが、無関心という言葉が近いと思う。
せっかくのいい子が、切ない気持ちになってしまうのはかわいそう。
そこは、声を大にして言いたい。
『子は1番の宝なんですよ!』
子供達はその時その時で成長し、進化しているのだから、一緒に居られる時に見ていないのは、もったいない。明日になれば、今日できなかったことが出来るようになっているかもしれない。
まだ幼い子は興味のあるものについては吸収が早い、天才だ。
頭のいい子になってもらいたい。それは、親として願う人は多いと思うが、頭はともかく、心がいい子になってもらいたいと、わが家では子育てしてきた。
二人の娘は、偉そうなことを言えるような人間に、育ってはいないかもしれないが、いまだに祖母と手をつないで、お遣いに出かけられる子に育った。
母の足を枕にして昼寝