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幼児期の関わり方 2

 昨日は、〝幼児期の関わり方〟を書いたが、子育て真っ最中の方達は、日々勉強の繰り返しだと思う。

まだ、人の手を借りなくては生きられない幼い子ら。それぞれ誰一人として同じではない存在。もちろん、成長過程も皆違う。

 

思い通りにならない、言うことを聞いてくれない、好き嫌いが多い、口うるさく言い過ぎて、自己嫌悪に陥ってしまう、

なんでうちの子は・・・

なんて、数え上げたらきりがないのが子育て。悩みが尽きませんな。でも、

それでいいんです。それだけあなたは真剣にわが子に向き合っているのだから。

 

でも、1番身近で大好きなお母さんが疲れ切っていては、勘の鋭い子供にはすぐ分かってしまう。細かい事情までは分からないかもしれないが、とにかく〝お母さんがいつもと違う〟というのは、幼い子に見透かされてしまうのだ。

「お母たん、ぽんぽん痛いの?お熱あるの?」なんて、気を遣わせてしまうかもしれない。

 

この世に生を享けてまだほんの数年、何十年も生きてきた人間のように出来るはずがない。出来なくて当たり前。

つい、カッとなって叱ってしまうかもしれない。でも、右左何もわからない子に叱るということは、自分を叱っているのと同じこと。

 

なんて、偉そうなことを言ってられるのは、自分が思い当たる事全てだから。子供は、家族が作ってくれたご飯と、家族の笑顔があれば、心身ともに元気な子に育つ。

かと言って、料理を栄養満点にしなくては、なんて毎回気を張り詰めることはない。手を抜けるところは抜いて、工夫すればいい。

笑顔にしても、疲れているときや悩みがある時に満面の笑顔を作るといっても無理なので、それは他の家族がフォローすればいい。あるいは正直に、子供に伝えてみるというのも手だと思う。何の理由も分からず、家族の雰囲気が暗いというのは、子供に不安を与えてしまうだけかもしれないが、なんとなく、お母さんは疲れているんだなぁ。というのが子供に伝われば、思いやってくれる気持ちが芽生えてくれるかもしれない。

お父さんもお母さんも肩の力を抜いてリラックスしてみて。

 

我が家のうさぎ一家も、子育て真っ盛り。

先に生まれた5話のちび達には、お母さんがとても厳しい。

赤ちゃんを守るためなのだろうけど。

しかし、お父さんは本当に優しくて、お父さんだけを放し飼いにすると、ちび達のケージの前に行って、鼻先を柵の間に入れて、子供達と触れ合っている。子供達も競い合って、お父さんと鼻先を合わせる。

 

うさぎのこの表現が、どういう意味を持つのかは分からないが、少なくとも自分には、胸にこみ上げてくるほどの愛情が感じられた。

 

父と子

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