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Every day is a new day.

たべこ一家とうさぎ一家の何気ない日常

餃子

東京で料理人見習いをしている二女へ、わが家のうさぎ達の近況をラインで送ってみた。安否確認の意味も込めて、おちゃらけたラインをいつも送り付けているのだが、とりあえず、情けの返事は返してくれる。今日は仕事の休み時間に返事をくれた。あれこれとふざけたやり取りの後、

 

「実は一週間ほど前から」

えっ?何その意味深な言葉。入社当時の自分の予想がまさか現実になるとは…

「何?なんだよ。」

聞いてみても返事に少し間があった為、辛いことがあったのかな?体調が思わしくないのかな?なんてほんの数分の間に、とうとう仕事を辞めたのかと勘ぐってしまった。

 

しかし、まもなく「鍋貼餃子という餃子を握るのを任されたよ。」という返事が。

(あぁ、よかった。いいことだったんだ…)

 

内心焦った。バイトしてもあれが嫌だ、これが嫌だなんてすぐに文句言ってたから。

ぶつぶつ言いながらもまじめに勤めてはいたのだが、人相手の仕事に向いてないよな。本人には内緒だが、自分はそう思っていた。

 

しかし、入社して三か月半の新入社員が、下ごしらえ以外での何かを任されたことで、やる気が増してくれたのなら、これ以上の事はない。

少しは大人の責任というものが分かってくれれば。

 

まじめな話はこれくらいにして、「鍋貼餃子」って何?どんなの?

ん?なんだ焼き餃子のことか。

 

まだ、娘に料理の腕は負けない。というか、これからも自分を超えることはないだろう。という何の根拠もない自信から、

 

今晩は餃子を作ろう。

 

餃子50個分。(わが家は餃子好きなので、作る時は100個作って冷凍する。)

一般家庭は一回にどれくらいの量を食べるのか分からないが、大体の目安で。

 

冷蔵庫を覗き、あったあった、きゃべつ。一週間くらい前に購入したものだが、大丈夫。芯をくりぬいて、キッチンペーパーを濡らして入れて、新聞でくるむと長持ちする。時期によっては白菜も使う。だいたい5枚みじん切りにして、にらは半束、長ネギも半分、これらもみじん切り。肉は豚バラ300グラムくらいを細かく自分で切ったほうが良いのだが、面倒ならひき肉で。にんにくしょうが一かけもみじん切り。 

 

あとは、肉からこねるだけ。中華だししょう油紹興酒を大さじ1、紹興酒がなければ普通の酒でも。そしてごま油小さじ1と砂糖少々。これらをまず肉に混ぜてこねこね。そして野菜を投入しこねこね。これで餡ができたと。

 

皮は作ったっことはあるのだけど、渇いてしまったり少し寝かしたりだと手間なので、売っているので十分。

 

そして最終段階。

油を多めにひいて(後でキッチンペーパーで拭うから気にしない)餃子を密に並べて火にかける。中火で焼き音がしてきたら、水をフライパンの3分の1まで入れる。蓋をして5分、皮が透明になって中身がぷっくらとなっていたら、蓋を外して好みの焼き色がつくまで。その時、水が残っていたら蓋をうまく使って捨てる。フライパンを少し傾け、余分な脂をキッチンペーパーで吸い取る。焼いた数だけに合う皿を餃子の上にかぶせて、フライパンをひっくり返す。熱いので十分注意。

 

材料の分量もおおよそでいい、好みで。

作っていると自分好みのものができる。

 

きっと、二女も食べたいに違いない。餃子が大好きで、ヒョロヒョロの体でものすごい大食漢。おいしいものはおいしい。まずいものはまずい。とはっきり言ってしまうタイプ。おいしそうに食べる顔が見たくて、自分も料理だけは張り切っていた気がする。

 

そういえば、小さい頃から娘専用の調理道具でよく手伝ってくれて、学校が休みの時は朝から色々なもの作ってくれてたっけ。 

 

この道に進んだのも、人の喜ぶ顔が見たくてなんだろうな… 

 

この子達は何を見てるのだろう?

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