『色男金と力はなかりけり』
宵越しの銭は持たなかったが、お世辞にも一つも色男ではなかった旦那が、よく口にしていた言葉だ。
結局のところは色男よりも金という、世界各国の女性を代表して、金持ちの生活とは果たしてどんなものなのだろうと妄想してみるにあたり、まずは世界のお金持ちを調べてみることにした。
世界一のお金持ちビル・ゲイツ
出典:ビル・ゲイツが選ぶ「今年読んで良かったビジネス書5冊」は必読だ : Blog @narumi
ビル・ゲイツ 総資産750億ドル(約8兆4750億円)
2016年3月1日現在
・・・日本の国家予算が2016年度は96兆7218億円。
その内訳の一部
- 公共事業5兆9737億円 家計でいうと(田舎への仕送り)
- 文教科学5兆3580億円 家計でいうと(教育費)
- 防衛 5兆 541億円 家計でいうと(安全対策)
上記の一つ一つがビル・ゲイツ氏の資産より低いという常人には理解しがたい額。
そこで、資産家ビル・ゲイツ氏がどんな人物なのかを知るために参考にさせてもらった資料が以下の通り。
資産家であると同時に、倹約家としても知られている。
仕事のため世界中を飛び回っているが、一般旅客機に乗る時には極力エコノミークラスに座るようにしている。
来日した際に、日本法人のスタッフからファーストクラスのチケットを渡されると「日本のマイクロソフトはこんな無駄遣いをする会社なのか。何だこのファーストクラスの搭乗券ってのは。1時間ちょっとのフライトに、何故そんな無駄に会社の金を使うんだ!」と激怒したという。
マスコミのインタビューで、エコノミークラスを好む理由を質問された際には「会社の金でも個人の金でも、無駄なことに金を使うことは理解できない。ファーストクラスの料金に(エコノミークラスの)何倍もお金を払ってみたところで、到着する時間は同じなのだから」と答えた。
自家用ジェット機も所有しているが、使用する際には、整備費や燃料代は会社側に一切請求せず、全て自前で料金を支払っている。
ホテルに泊まる際も、部下がどこのホテルで、どのような部屋を用意しても「こんな大きな部屋はもったいない、寝る場所があり、ネットにアクセスできればそれで良いのだから」と、たしなめる事が多かった。―引用ー
"ビル・ゲイツ" 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
最終更新日 2016年8月19日(金)10:17
・・・どうですか?ねぇ、どうなん?
庶民には理解できないほどの資産があって、
「極力エコノミークラス、自家用ジェットメンテナンス等は自前、大きな部屋はもったいない」ときたもんだ。
世界一位にそんな事言われてしまっては、ぐうの音も出ない。
自分がしてみたいと思うことの全てに関して、逆の生活をしているのだから。
一般旅客機のファーストクラス
もちろん、体験はしてみたい。
でも、何十時間も乗っていなくてはならないのだったらまだわかる気がするけれど、確かに一時間ちょっとの移動なら、高い金出してまで乗ることはないのか?
そしてビル・ゲイツ氏がおっしゃる通り、着く時間が変わるわけではないし。
的を得てるな・・・
あっ、でも何より飛行機が苦手だったのでこれはまぁいいか。
わが家よりも間取りがあるであろう高級ホテルのスイートルーム
夜景を見降ろし、広くて落ち着かないバスルーム。
大理石って滑って転んだら痛いよな。
そして、誰が座るんだよ!と突っ込まずにはいられない数の椅子やソファー。
謎の置物。
せいぜい各部屋を見回るだけだろうな。
寝そべってテレビが見たい。
部屋に料理人でも来た日には、せっかくおいしいものを作ってもらっても、見知らぬ人がいる中では食べた気がしない。
結局素敵な部屋があったとしても、自分はテレビと寝床がある部屋だけしか使えないし、もてあますほどの部屋の使い方が分からない。
ほんとだ、ネットにアクセスできて寝るところがあればいい。
時給2億
まぁ、結局凡人な自分には金持ちの感覚がまるっきり分からないということと、はっきり言って稼げない。
金持ちは金の使い方が正しいというか、無駄には使わないことが分かった。
では、ファストフードが大好きで時給約2億を稼ぎ出す男、倹約家ビル・ゲイツ氏は何のためにお金を稼いでいるのだろう?
ビル・ゲイツ氏は妻メリンダ氏と、2000年に世界最大の慈善基金団体ビル&メリンダ・ゲイツ財団を創設した。
世界一の投資家と呼ばれ、ビル・ゲイツ氏に次いで世界第3位の富豪であったウォーレン・バフェット氏の寄付もあり、規模は一挙に倍増した。
『全ての人々が健康で豊かな生活を送るため』
世界中の子供たちの予防接種を行う支援や、感染症など病気や貧困を改善目的として、また、アメリカ国内ではIT技術や教育に接する機会を提供する活動を行っている。
金に対する執着心はもうないんだな、きっと。
お金とは、世界のために、世界一貢献している人物に生まれてついてくる副産物みたいなもんなんだろう。