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たべこ一家とうさぎ一家の何気ない日常

【24時間テレビ】その場だけかもしれないと思われる愛は、本当に地球を救えているのか?

 

今年で何回目になりますかねぇ?24時間テレビって。

えっ⁉40回目ですか。

それは、それは・・・

 

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出典:24時間テレビ|読売テレビ

  

 

24時間テレビの今年のテーマが、

告白~勇気を出して伝えよう~

ということで、何十年もの間、自分が24時間テレビに対して心の中で抱き続けてきた思いを吐き出すことにしようか。

 

まずは、24時間テレビの主な活動内容やエピソードなどをおさらいしよう。

 

 

募金活動

 

全国31社の民間放送局によって、全国から寄せられた募金の管理および適切な配分・行使を行うことを目的として、「24時間テレビチャリティー委員会」を組織している。

募金は経費を一切差し引くこと無く、全額が3つの支援活動に分配されて活用される。

 

福祉(高齢者や身体障害者への支援):福祉車両の贈呈、身体障害者補助犬普及支援、障害者情報保障支援など

 

環境(地球環境保護支援):日本をきれいにするプロジェクト、全国各地での環境美化活動など

 

災害復興(災害緊急支援):日本国内・海外で発生した災害に対する緊急支援など

 

委員会や主催局は社会福祉法に基づいて、厚生労働大臣の許可を得て募金活動・慈善活動・資金配分などを行っている。

この様な法的な規制や公正な募金活動の実施のため、募金スタッフの責任者は法令に基づいた寄附金募集従事証を所持している。

 

 

欽ちゃんギャラ全額寄付 

 

2007年の24時間テレビチャリティーマラソンで、ギャラを全額寄付したと言われている萩本欽一氏のエピソード・・・

 

プロデューサーが欽ちゃんに24時間テレビの出演をお願いした時には、一度断られ仕方なくギャラをつり上げ再度お願いしたが、それでもまた断られた。

「これが精一杯です」と再々度ギャラを上げて欽ちゃんにお願いしたところ、

「はい、司会受けます。そのギャラ全部募金にまわして」と、物凄い男気をみせたという欽ちゃん。 

この武勇伝は、番組における逸話として語り継がれているらしいが、よく考えれば、これが逸話として扱われること自体が、24時間テレビの闇の部分を暗示しているように思える。

 

24時間テレビでは、出演者にはしっかりとギャラが支払われる。

人気タレントたちが出演することで、視聴率が上がれば広告価値が高まり、巨額の広告収益を生むことになる。

それによってテレビ局や周辺企業が潤うという構造に関しては、不信感や嫌悪感を持ってしまう人が多いのではないか?

しかし、国民全体に福祉やチャリティーといったことに関心を持ってもらうために、行政や関係団体が巨額の広報費用、啓蒙活動費を利用しているのだと考えれば、24時間テレビで得られる収益や、出演者への巨額なギャラなどは、必要経費の範囲内と言えるのか?

 

ただし、欧米では当然のようにハリウッドスターなどが、無償でチャリティーイベントなどに参加しているけどね。

 

 

100kmマラソン

 

このくそ暑い中、番組時間内に100km(山手線一周:約34.5km、東京~熱海:104.6km)という距離を、マラソンでゴールしろという鬼のような企画。

一応、歩きでも番組放送中にはどうにかなる時間計算らしいけれど、トレーニング期間もわずかで、どうにかなるだろうとにわかに始めてしまった身体は、その無理を許してはくれない。

 

というか、芸能人が最期はヘトヘトになりながら足を引きずるシーンを見ると、

「そんなにつらい思いをしてまで、何で引き受けたのだろう?」

と自分的には歪んだ思想がわいてくるのだが、はたして、障害者がそれを見た時にはどういう気持ちになるのだろう?

中にはタレントが頑張る姿を見て、励みになっている方もいるだろうけれど、

それよりも、マラソンのかわりに出演者全員が、被災地に行って瓦礫撤去とか街の修復作業に参加したり、人手不足の施設に行ってお手伝いするほうが、よっぽど社会のために役立つと思うのは自分だけだろうか?

 

 

結局は誰のためなんだろう? 

 

24時間テレビ終了後も、ボランティア活動など続けているタレントのうわさは聞いたことがないが、表沙汰にしないでこっそりと頑張っている人がいることを願う。

 

自分としては、障害者の頑張りを、健常者がサポートしてあげています感が鼻につく24時間テレビ。

実に的外れな感じがしてならない。

だって障害者の方々は、別にわれわれが要らぬお世話を焼かなくとも、日々頑張っているのだから。

 

というか、障害者という線引きは、どこからなんだろう?

身体の一部が不自由だから?

意思疎通が苦手だから?

 

本当に重度の障害を持っていらっしゃる方を除けば、現代社会において、誰が健常者なのか?誰が障害者なのか?なんて、分からないと思う今日この頃。

下手したら、健常者の方が問題あること多いんじゃないのか?

 

しかし、多かれ少なかれ、世の中のどこかで24時間テレビの募金やチャリティー活動が役立っているのは確かなのだろうから、ちびっこをはじめ、一般庶民がなけなしの金をはたいて募金しているのだから、われわれよりも裕福であろうタレントさんたちは、やっぱりギャラを募金してもらいたいと思う。

そして、それくらいの心意気がない人は、出演してもらいたくない。

高額なギャラをもらうだけもらって、「イメージアップのためにチャリティー番組に参加しますよ」なんて、ふざけた話はやめてもらいたい。

 

「ギャラは全部募金にまわしてください」という心意気の人たちだけで番組が構成されたときに初めて、「愛は地球を救う」というキャッチフレーズを掲げられるのではないのかと思う。

かと言って、自分が募金できる額はたかが知れている。

それに比べ、国中を挙げて啓蒙活動を続けている巨大な組織に物申すのは、千年早いかもしれない。

 

まぁ、見るか見ないかは個人の自由だが、少なくとも自分は幼いころから好きじゃない。

だって、24時間テレビの放送時期は、夏休みが終わりに近づいている切ない時なんだもん。

 

 

 

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