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全国瞬時警報システム(Jアラート)による情報伝達を知ろう

 

 

自分はこの仕組みを知らなかったために、2018年8月29日06時02分のJアラート通知を受けてから、海上へ落下したというニュースを聞くまでのたった数分間が、死刑宣告されたような気持でいてもたってもいられなかった。

 

今までは恥ずかしながら、少し他人事のような気がしていた自分だったが、防災サイレンやJアラートが鳴り響いた地域の方々の心労を、身をもって知ることとなった。

 

  

第3-1-2図 Jアラートの概要

5.主な課題と取組等|(1) Jアラートによる迅速な情報伝達

 

 

「なんでだよ、何がしたいんだ⁉」

 

今になっても怒りが静まらない。

いつまでビクビクとしていなくてはならないのだろうと、テレビの前でうろうろしていた自分。

情報の種類がいくつかあるということを事前に知っていたら、もう少し冷静でいられたかもしれない。

 

今回は二度と聞きたくない、Jアラートというものを調べてみた。

  

Jアラートによる情報伝達では、

 

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・弾道ミサイルが日本に飛来する可能性があると判断した場合に、まず、弾道ミサイルが発射された旨の情報(①)を伝達し、避難を呼びかけます。 屋外にいる場合は、近くの頑丈な建物や地下(地下街や地下駅舎などの地下施設)に避難して下さい。

 

・その後、弾道ミサイルが日本の領土・領海に落下する可能性があると判断した場合には、続報として直ちに避難することを呼びかけます((1)②)。 屋外にいる場合には、直ちに近くの頑丈な建物や地下に避難してください。また、近くに適当な建物等がない場合は、物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守って下さい。 なお、屋内にいる場合には、できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動して下さい(※4)。

 

その後、弾道ミサイルが日本の領土・領海に落下したと推定された場合には落下場所等についてお知らせします((1)③)。 続報を伝達しますので、引き続き屋内に避難していて下さい。

 

・このほか、日本の上空を通過した場合((2)②)、日本まで飛来せず、領海外の海域に落下した場合((3)②)には、その旨を続報としてお知らせします。

破壊措置に至らなかった理由を問われた菅官房長官は、午前の記者会見で「我が国の安全安心、そうしたものを総合的に考えて判断をするということであります」と具体的な回答を避けた。 一方で、小野寺防衛大臣は「飛来する恐れがないと判断したこと」がその理由だと語った。

 

内閣官房 国民保護ポータルサイト

 

 

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内閣官房 国民保護ポータルサイト

 

 Jアラートというものをあまりよく知らなかった・興味がなかったという方々、一人でも多くの方に知ってもらいたく、見て分かりやすいものを拝借してみた。

これをきっかけに、関心を持っていただけたら幸い。

 

 

今回のJアラートは、

【(2)日本の領土・領海を通過した場合】だったようだ。

だから、【(1)の日本の領土・領海に落下する可能性があると判断した場合】

よりは心配いらないことなのか?と思ってはみたものの、

「ミサイル発射、ミサイル発射。」

なんてテレビでしか見たことのないような活字を目の当たりにしたら、普通ではいられなかった。

 

全くもってけしからん。

直接に害を与えているわけではない我々庶民を、なぜ恐怖に陥れることばかりするんだ?

日本政府、日本に被害がなかったからって、今回も「遺憾」だけで済ますのは勘弁してください。

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