Every day is a new day.

日常から非日常まで知りたいことだらけ!

『国難を突破するため国民の信を問う』って、結局は誰の何のための解散総選挙なの?

 

9月28日午後、衆議院が解散された。

解散後の臨時閣議で、【10月10日公示、22日投票】の日程が正式に決定。

衆院選は安倍首相がアベノミクス解散と銘打って実行した2014年12月14日以来、約3年ぶり。

 

f:id:mizuwariwde:20171001103000j:plain

 

安倍首相は25日の記者会見で『国難を突破するため国民の信を問う』と解散の意向を表明し、与党で過半数(233議席)を目標に掲げた。

 

 

解散表明の大まかな内容・争点は?

安倍晋三首相は25日の記者会見で、企業の設備投資や人材投資を促す「生産性革命」、幼稚園・保育園の費用無償化や低所得者の高等教育を無償化する「人づくり革命」を2大目標に掲げた。

また、その財源として2019年10月に消費税率を10%引き上げ、その増収分を充てるとした。

 

アベノミクス最大の勝負は【生産性革命と人づくり革命】

安倍総理大臣は『少子高齢化という待ったなしの課題を消費税の使途を変更して克服する。北朝鮮情勢が緊迫する中、国民の命と平和な暮らしを守り抜く。そうした内外の国難を突破するために、国民の信を問いたい』と説明。

 

信(しん)を問・うの意味

信任するかどうかをたずねる。「選挙で国民に―・う」

信を問うの意味 - goo国語辞書

 

 

f:id:mizuwariwde:20171004065457j:plain

『・・・えっ⁉何ですって?』

 

『信を問いたい』って、あ~た?

候補者達の政策もよく分からなければ、粗さがしだけの議会ばかりで、

はっきり言って選びようがない‼

 

当の議員たちは、あっち着いたり、こっち着いたりと何をどうしたいというのだろう?

当選したいのは当たり前だろうが、それだけばかりが目立ちすぎて 、見苦しいというか、むしろ哀れに思ってしまう。

これなら、アイドル総選挙で必死になっているアイドル達の方が潔い。

 

野党などからは「なぜこの時期に選挙なのか」という批判の声が出ているが、安倍首相は「むしろ私は、こういう時期にこそ選挙を行うことによって、北朝鮮問題への対応について国民に問いたい」と語っている。

 

 

f:id:mizuwariwde:20171004065743j:plain

『自衛隊は頑張ってくれていますけれど・・・』

 

自衛隊隊員は日夜問わず、日々訓練に励み、我々を守るために頑張ってくれているが、政治家の皆さんが何をどう頑張ってくれているのか、残念ながら分かりづらい。

『対応について問いたい』と聞かれても、果たして人が変わったところでどうにかなるものか?

総理だって、大臣を選出する際は、最も適任だと思う人を選んでいるのだろう?

それを、ちょっと気に入らないからまた選挙をやるって言われても、結局『人を見る目がないんかいっ⁉』て自分は思ってしまう。

 

 

本心なのですか? 

f:id:mizuwariwde:20171003202722p:plain

出典:(写真:AP/アフロ)

この解散は「国難突破解散」であります。急速に進む少子高齢化を克服し、我が国の未来を開く。北朝鮮の脅威に対して国民の命と平和な暮らしを守り抜く。 この国難とも呼ぶべき問題を、私は全身全霊を傾け、国民の皆様とともに突破していく決意であります。 私からは以上であります。

 

全身全霊って、随分と大きく出ましたね。

これで最後という気持ちでお願いしますよ。

この解散総選挙をすれば、間違いなく世界平和が訪れるっていうのなら別ですけど、世界情勢は待ってくれませんからね。

 

国民の信を問われれば、こちらは家族の生活と幸せを願い真剣に答えるのだから、そちらもきっちりと真面目に答えを出してください。

『自分がなりたかった政治家になれたから満足。あとは金をもらえれば適当にやっとこう』とかいう、がっかりするような人はいませんよね⁉

 

あと、きっと陰ながら頑張ってくれている議員も沢山いるのでしょうから、是非一般人も分かるように、激しくアピールして下さい。

テレビや新聞・ネットなど、ほんの少しの枠や時間でもいいから、頑張った議員が大勢に分かるような工夫をしてほしい。

  

また政治家を目指す皆さん、お願いが一つあります。

本当にやりたい事だけを掲げて出てきてください。

あれもこれもといっぱいあるのは分かりますけど、全部できた人を見たことがありません。

自分が本当に成し遂げたいことだけで十分。

胸を張って立候補してください。

 

今後の日本を、世界を、よろしくお願いいたします。

 

© 2016 mizuwariwde