河野太郎外相は、2017年8月30日の衆院安全保障委員会で、北朝鮮が2016年の1年間で費やした核・ミサイルの開発費用が200億円に上るとの見方を示した。
出典:経済制裁で多くの人死ぬだろう~北の元幹部(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース
北朝鮮で金正恩委員長の秘密資金の管理などを担う機関【金庫番】の元幹部:李正浩(リジョンホ)氏が16日、アメリカで講演し、国連安全保障理事会などによる新たな経済制裁について、
「北朝鮮が1、2年もつかわからない。明らかに多くの人が死ぬだろう」
と指摘した。
李正浩氏は、39号室【39号室は1974年に金正日が権力基盤固めに使う外貨を稼ぐ機関として設立】の元幹部で2014年に韓国に亡命し、現在はアメリカに住んでいる。
ん・・・?
「北朝鮮が1、2年もつかわからない。明らかに多くの人が死ぬだろう」って、
偉大な将軍様はどうした?
まさかとは思うが、全人民が崇め奉る将軍様が飢餓に苦しんでいる人民を、見捨てる訳はないであろうに。
経済制裁で多くの人が死ぬ⁉
いやいやいやっ、そうじゃないだろう。
言うこと聞かないでミサイルを打つからではと思わないのか?
決して、他の国の責任ではない。
ミサイルを撃つ予算があるなら、人民に使えばいいだけのこと。
しかし北朝鮮では、金体制の維持が最重要課題だから、制裁があろうがなかろうが、北朝鮮の一般庶民は通年困窮している。
そして皮肉なことに、唯一止めることが出来るのは金正恩委員長の判断だけ。
韓国のように抜け駆けでお金をやれば、結局何をやっても誰かがどうにかしてくれると思うだけ。
北朝鮮への支援は「現金ではなく医薬品や栄養食などの物資で(軍事目的への)、転用は不可能」と強調しているものの、結局はどこにどう使われるのか分かったもんじゃない。
これでは圧力をかけようと国際社会が足並みを揃えているところなのに、韓国のせいでこけてしまう。
ただし、制裁を強めたとしても、銀行の電子取引などを標的にし、サイバー攻撃だけでも年間約1,100億円の収入を得ているという。
北朝鮮でサイバー攻撃を担っているのは、朝鮮人民軍偵察総局。
ここには121局と呼ばれるサイバー部隊と、ハッキングを担う91部隊が存在し、中国にいくつも拠点を置いていて、全体で6000人近い優秀なハッカーが在籍しているようだ。
飢餓に苦しむ人民と、見るたびに肥えていく国のトップ。
人民もおかしいとは感じているのだろうけれど、どうすることもできないのが現状なんだろうな・・・