Every day is a new day.

日常から非日常まで知りたいことだらけ!

自分なりの哲学的な何かが閃く【大切なのは、疑問を持ち続けることだ。神聖な好奇心を失ってはならない。】

 

大切なのは、 疑問を持ち続けることだ。

神聖な好奇心を失ってはならない。

アルベルト・アインシュタイン 

 

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『ねぇ、なんでぇ?なんでなのぉ?』

世の子育て世代の皆さんは、わが子の『なんで⁉』攻撃にどう対応しています?

好奇心旺盛な【なんで時代】の子供たちは、常識を持ってしまった大人たちにしてみれば、意味のないようなことを繰り返し聞いてくるから、『無意味なことを何でいつも聞いてくるの?』とイライラした経験を持った方も多くいると思います。

最初はきちんと答えていたとしても、さらにの『なんで?』で戦意喪失してしまいますよね…

 

『なんで雲は白いの?』

Ans:雲は小さい水や氷のつぶがたくさん集まってできているから、光を同じ方向に反射しないで、さまざまな方向に反射させるから。(乱反射はものの色を消して白く見せる)

 

これは実際に、幼い頃の娘達にされた質問。

最近まで娘達(成人)に嫌味のように語り継がれてきた自分の答えは、

『あぁ、あれは神様のおやつ』

今の時代だったら調べれば何でも分かるから、すぐに正答を教えてあげられることも可能だが、なんせ当時はmova?だったかな、そんな携帯電話しか持ち合わせていなかったもんで、本気で正答を知りたいなら図書館へ行って調べたり、近所の博識な方に聞くしかなかったかな。

とは言っても自分だって、うっすらとは分かっていたんだよ。

分かっていたんだけれど(名誉のため言い訳)、幼子相手にサイエンス的な何かをまじめに語ったところで、という変なサービス精神が生まれた瞬間の自分なりの答えだったんだろうな。

 

しかし、子供にとって肝心なのは、必ずしも質問に対しての正答を欲しているとは限らないということ。

確かに、興味を持った子供は乾いた土が水を吸うような力を持ち合わせているから、知識を身に着けさせるチャンスではあるが、それ以上に、自分を一生懸命愛してくれる周囲の人たちの関心を引きたいがために、質問攻めしている可能性もある。

とは言え、お父さん・お母さん・おじいちゃん・おばあちゃん・お兄さん・お姉さん・近所の人etc.だって、いつも時間に余裕があるとは限らないのだから、100%付き合ってあげる必要は到底ないと思うが。

しかし、ないがしろにしてはいけない。

何年後か先に、まったく勉強しないわが子供に対し、『勉強しろっ!』と怒鳴ったころで、【なんで時代】を煙たく扱われた子供にとって、『こっちは幼い頃から学びたかったのに、あんたが邪険にしたんだろう』と足元をすくわれてしまうかもしれない。

 

『だーかーらーっ!』

とイラつく気持ちは重々分かる。

分かるけれども、この世に生を受けてまだほんの数年の子供たち。

自分もそんな時があったのだと、先輩の大人たちは余裕の心をもって接してあげようではありませんか。

ゆくゆくは、その振る舞いが大事なあなたのお子さんの健やかな成長を促し、そして、それはあなたにとって、最大の幸せでもあるということをお忘れなく。

 

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