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日常から非日常まで知りたいことだらけ!

【子供には無限の可能性がある】っていとも容易く言ってはいけない。人間には限界があることを教えるのも大事。

 

『子供には無限の可能性がある』

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かつてはこんな今の自分だって、小中学生時代(もちろん昭和)には『努力すればなれないものはない!』と熱血教師にそそのかされた口で、わずか短い期間ではあったものの、淡い希望を持った記憶がある。

が、名家に生まれる予定だった自分は結局のところ、教育や出世や名声とはかけ離れた長屋在住の、良いのか悪いのか一つも教育熱心ではない両親のもとに生まれたため、将来に対する明確なビジョンというものが持てなかったので、あえなく挫折。

テレビか何かで仕入れた情報だけを頼りに、ボヤ―っとした思い付きのみだけで、合っているのかいないのかさえ分からない細やかな努力っぽいことをしてはみものの、所詮、土台が土台なもんだから長続きするわけがなかった。

そして、人間うまくできたもので、年を重ねるごとに【あきらめ】という技を習得し【現実】を知ることとなる。

 

ただ決して、今の子供達に夢を見るなと言っているわけではない。

興味あるものに対し、乾いた砂が水を吸うような勢いで知識を取得するわが子の様には、家族として目を見張るものがあるだろう。『この子は天才かも⁉』なんて思ったことが一度や二度ある親御さんもいるのではないだろうか?

そして、子供がチャレンジしたいことは何でも経験させてやりたいと思う親心も大切な訳で、『これをするにはまだ早い』といって決めつけてしまうことは、子供の成長にとって大変勿体ないことなのである。

プロ野球選手・宇宙飛行士・官僚・法曹・作家・音楽家・・・

 

ただし、憧れの職業に就き成功するには、たぐいまれなる才能とセンスが必要なわけで、それを生業としている方々は、IQが高い・容姿端麗・身体能力が高い・絵が上手・人を引き付ける魅力があるetc.といった、生まれながらに備え持った能力があるのも既知の事実で、なりたいからといって容易になれるものではない。

だからそこで肝心なのは、その子にとって明らかに無理なことを押し付け続けるのは酷なことだから、その子の個性を尊重してあげるのが一番必要なのではないのかと。

   

学校生活だって十人十色。

『友達100人できるかな』『みんな仲良く』『クラスで団結』なんて言っている先生、今でもいるのかな?

そんなこと言われても困るよね?誰だって学校に苦手な子がいる(た)よね?

少なくとも自分は数人いた。

あんまり思い出したくはないけれど、年頃の女子はカースト制度が激しく、週替わり的な感じで誰かが仲間はずれにされていたような覚えがある。もちろん自分も。

だからもし、今の自分がタイムスリップできるのならば、

『無理して気の合わない人と付き合うことはない』って、あの時の自分に言ってあげたい。

 

わが娘達によく言っていた『みんなと仲良く』というセリフも、今となっては学生当時の娘達の社会もよく知らないくせに、気軽に何を言っちゃってたんだろうと後悔している。自分ができなかったことを子供に押し付けたばかりか、『個性が大事』なんてよく言ってられたなと。

今だったら、『その子とちょっと距離を置いてみれば?』って冷静に言えるのに。

 

だから、あなたのお子さんが『学校に苦手な人がいる』と告白してくれたなら、『無理して付き合う必要はない』と言ってあげればいい。

ただ、優しい子はなかなか自分の感情を出せないから、何なら親御さんから自分の体験談に織り込んで、何気に先制するのもありなのかと。

 

ただ、苦手な相手と距離を置くといっても、人として最低限の作法は守らなくてはダメだということ。

最低限な挨拶は交わし、決して苦手人物を敵対視することはないように。

 

100パーセント自分を受け入れてくれる友達はいないに等しい。

どんなに仲が良い友達でも所詮、他人は他人。

多くの仲間より、気の置けない友達を一人でも見つけられたら幸せかも。

 

人間、完璧万能な人は一人としていない。

時にはあきらめも肝心で、ある程度の挫折という耐性を取得しなければ、その人間は一度夢破れただけで衰退してしまう。

『挑戦→あきらめ』を繰り返すことも、自分の最適を見つけるために大事なことなんじゃないのかな。

 

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