2016年5月17日深夜、うさぎのモルゾフが5羽の赤ちゃんを出産した。
人間のお産は、多くの人の手を借りてだけれども、うさぎは1人で頑張っちゃうんだもんなぁ。
自分の毛をむしって、赤ちゃん達のために布団を作って。
それはそれは、感動で胸が熱くなった。
動物って、力強い。
お母さんが育児放棄をしていないかどうか、こっそりと赤ちゃんの様子を見なければいけないし、触るなんてもってのほか。(人の匂いがつくと育児放棄をしてしまう可能性がある)
生存確認をする為には、軍手をして母親の匂いをつけて、赤ちゃんの体を刺激して、生きているかどうかを確かめる。
繊細なうさぎ相手に、
母乳はちゃんと飲めているのか?
お母さんに踏んづけられていないか?
室温は適温なのか?
仕事中でも頭をよぎってしまう。
こちらも神経をすり減らすが、わが家に癒しを与えに来てくれた、モルゾフ(母)ウルティモ(父)家族に、全面協力しよう。
いつもありがとう。そして5羽の赤ちゃん達、どうか元気に育ってほしいと切に願う。
数ヶ月前のことを思い出し、眠れない自分がいる。
初めに出会った一羽は、小さい薄茶色のウルティモ(雄)。
昨年12月暮れに自分の反対を押し切って、わが家に長女が連れてきた。
ハムスターを何度か飼育したことがあり、亡くなるたびに寂しく辛い思いをしたから、口のあるものは二度と飼わないと約束していたはずなのだが。
そして、2月になると、白くてグレーのぶちがあるモルゾフ(雌)がやってきた。
大学・バイトと忙しい長女に、二羽のうさぎの面倒を見れるのかと、強く反対した。
いればいたで、ないがしろにはできない。自分は特別なことがない限り、絶対に面倒は見ないという約束の元、新しい家族との生活が始まった。(実際のところは、こっそり手を出しているのは言うまでもない。)
そして、お父さん色した5羽が増え、さらに賑やかになってしまったのだ。
ははは、なんとかなるさ。
よろしくお願いします