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日常から非日常まで知りたいことだらけ!

血圧を気にしなくてはならないお年頃になってしまいました。

今年に入ってから、職場で血圧を測ると、今までに見た事のない高い数値が出てしまった。156/89mmHg。

普段は高くたって上が130いくかいかないかくらい。

もうその数値が頭から離れなくなり、気になって仕方がなく、仕事の合間にちょこちょこと血圧測定をするようになった。

動き回ったあとだったからなぁ、イライラしてたからなぁ、なんて言い訳をつけて見て見ぬ振りをしていた。

 

母親が自分と同じ年くらいの頃、上200をたたき出し、健診関係者に今すぐ病院へ行けと命令された経験があり、自分にもとうとうこの時が来てしまったのかと。

その頃は、自分もまだその血圧の値がどれほどのものなのか全く分からなかったし、興味がなかったため、母にその話を聞いても「ふーん、じゃあお医者に行ったほうがいいんかね?」なんてそっけない返事をしてしまった覚えがある。

その時を境に服薬を始めた母だが、それから何十年たった今でも大病することなく、わが家では一番頑丈。

 

しかし、自分はというと見て見ぬ振りは当然そのままでは済まされず、健診でも三回測りなおしされ、やっと下がった数値が139/91mmHgで、下が引っかかってしまった。

ほんの数年前までは、低すぎて測りなおしされていたのに。

 

血圧の正常値はいかがなものか、調べてみることに。

 

診察室で測定した血圧が140/90mmHg以上、家庭で測定した血圧が135/85mmHg以上が高血圧

血圧の基準として広く採用されているのが、WHO(世界保健機関)/ISH(国際高血圧学会)、米国高血圧合同委員会による分類です。日本では、2014年4月に改訂された日本高血圧学会による「高血圧治療ガイドライン2014」が基準となっています。ガイドラインによると、診察室で測定した血圧(病院・診療所等で医師・看護師により測定された血圧)が140/90mmHg以上、家庭で測定した血圧が135/85mmHg以上を、「高血圧」としています。

 

※日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2014」より作図

ー引用ー

血圧ドットコム 高血圧に関する総合情報サイト ノバルティスファーマ株式会社

 

 

この図を見る限り、自分は高血圧に足を突っ込んでいる。

 今日は循環器外来やっているから、先生に話を聞こう。

「高血圧といっても特有の症状が出ることが少なく、頭痛、肩こり、動悸、息切れなどが起こりやすくなるといっても、血圧が正常な人でもこれらの症状は普通に見られることなので、一様にその症状が出たからと言って、高血圧とは判断できない。

重度の高血圧が長く続けば、合併症が起こり自覚症状が出てくるが、自覚症状が出ない人は突然脳内出血や、心臓疾患でなくなってしまう事がある。

これが、サイレントキラーってやつ。」

 

・・・どよーん。がーん。自分は言葉が出せなかった。

無言で精一杯相槌を打つ自分に、にこっと先生。

「でも、白衣性高血圧の可能性もあるし、これだけでは高血圧か判断できないから、家で毎朝同じ時間に血圧測定してみて。トイレ行ったあとね。二週間記録してきて。」

 

『はい、ありがとうございました。』

少し前に血圧が気になりだした世代の話を聞いていて、こっそり買ってあった血圧計。

家で測ってものすごく高い数値が出てしまったら、本物の高血圧を目の当たりにしてしまうのが怖くて、封もあけずにそのまま置いておいた。

 

とうとう日の目を見ることができる血圧計。

帰宅後には封を開け、入浴後にひと段落したところで明朝の予行訓練を開始した。

左腕をカフ(腕帯)に通し説明書を見ながら、背筋を伸ばして手のひらを上に向け、スイッチオン。

 

"ブーン"と結構な音がする。その音に少し動揺してしまった。

ものすごい締め付けようで、さらに焦ってしまった。

 

"プシューン"と圧力から解放され、意識しないようにと全然違う方向を向いていたが、

結果を確認しなくては。

どきどき。『わっ、やっぱり・・・』

141/91mmHg。

そんなはずはない。二回目。135/85mmHg。

そんなはずはない。三回目。120/80mmHg。

そんなはずはない。四回目。110/78mmHg。

 

・・・どないやねん。

測るたびに下がってくる。どれが本当なんだろう。

白衣性高血圧。(日常と違う環境で不安やストレスを受けると、交感神経が刺激されて血圧が高くなってしまう。)ってやつなのか?

いずれにせよ、血圧が簡単に高くなってしまうという体質なのだろうから、まじめに先生の言うことを聞こうっと。

 

おやつの奪い合いをする親子 短気は血圧に良くないぞ

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