5年前の人間ドックの際、エコー検査で胆のうポリープを指摘された。
5ミリから6ミリくらいの大きさで、経過観察というジャッジが下り、
【一年に一度は、胆のうのエコー検査を受けましょう。】という感じだった。
しかし、検査を受けるきっかけも見当たらず、健診ドクターにそんなに心配することはないと言われていたのもあったので、何もしないでいたのだが、2年前に物凄く腹が痛くなったことがあって、検査ついでに胆のうも診てもらったが、変化なしということだったので安心した記憶がある。そしてそれ以来、今まで放っておいてしまった。
いつでも気軽に検査を受けられる立場にあるのでいい気になっていたのだが、最近は20代30代の若い人達も胆石や膵炎が多くて、それを目の当たりにしていたら、自分の事がだんだんと心配になってきた。
激しい痛みにもがきながら検査を受ける患者さんを見て、明日は我が身とゾッとした。
MRCP検査を受けよう。
MRCPとは、磁気共鳴膵胆管撮影法。胆汁や膵液を強調して撮影する方法。
MRCPはMRI(磁気共鳴画像)装置を使ってできる検査。
レントゲンやCTみたいに被曝をうけることなく、検査ができる。
ただし、ペースメーカーや何十年も前に体内に金属を入れるような手術をした人は検査を受けられないこともある。
注意書きをよく読まず、技師にも注意されなかったために、ジーンズの後ろポケットに財布を入れたまま検査を受けて、カードの磁気がすべてダメになってしまった経験あり。
MR装置は人間の体内の水素原子が持つ弱い磁気を強力な磁場でゆさぶり、原子の状態を画像にする。トンネルのような中に患者さんが入って、電波を体に当てることで体内から出る信号を受け取り、コンピューターで計算することで体内の様子を画像にできる。
ただし、CT検査に比べて時間がかかる。CTだったらお腹の造影剤を使わない検査であれば、寝台に横になってしまえばよっぽどのことがない限り、2・3分もあれば終わってしまう。
ただし、MRIは短い検査でも20分くらいはかかってしまうかも。
そんなこんなで昼飯は抜きにして、昼休みの合間に撮影してもらおう。
頭部のMRIは頭痛持ちなので何回も経験したことがあるが、閉所が苦手な自分にとっては決して慣れることはない。しかし、安心感には変えられないのでひたすら目をつぶり、数を数えて頑張るのである。
「コッコッコッ、ドドドドドドッ。」
「ピー、ビョッビョッビョッ。」
「コンコンコン、ガッガッガッ。」
音の表現はだいたいこんな感じ。
もっと上手に表現できる方いますか?今の自分はこれが精一杯。
学生時代から腹の調子は自信がなかったので、検査中もひやひや。
胃腸の具合がいつも思わしくなく、カメラの経験もあるがいずれも問題なし。
胆のうポリープ自体は自覚症状がないと聞くし、さんざ思い悩んだ挙句、これは胆のうか膵臓の悪いものだと覚悟を決めて検査に挑んだのである。
そして、今回の検査では胆のうポリープは分からなかったという事と、胆のう腺筋腫症があり、胆泥もあるということ。
胆泥の原因はコレステロールが多い食生活や、不規則な生活習慣。
確かにから揚げと焼肉をこよなく愛するたべこに当てはまる。
夜中に覚醒してひたすらお笑い動画を見続けることもある。
この胆泥が後々胆石になることも。
のたうち回るほど痛い思いはしたくないしな・・・
太っているわけでもなし、ダイエット中でもなし、朝飯もきちんと摂ってるし。
胆汁が濃縮される覚えはない。
外科にきちんとかかろうっと。
これすてろーるぅ?