今まで視力が物凄く良かったので、老眼が早いたべこです。
数十年間、両目2.0を維持しておりましたが、最近はコンピューターのおかげ?で視力が弱り果ててきました。
世間では、
《視力が良かった人は老眼が早い》
と言われているが、諸説色々あるらしい。
視力が良くても悪くても関係ないとか、遠くが見える人ほど、ピント合わせで目を駆使しているから早く老眼になりやすいとか、近眼の人はずっと視力が悪いから気づくのが遅いとか。
まぁ兎にも角にも、少し早いんじゃないの?という年齢なのだが、細かいものを見る時は自然と目元から離してしまう。
《はなせばわかる年頃》
最初のうちは、自分の老いを認めたくなかったのだが、《老眼》なるもの、実に良くできている人間の仕組みだなと、最近しみじみ思うようになった。
日に一度は自分の顔を見ているでしょ?
歯を磨く時・洗顔時・髭を剃る時・風呂上がり・化粧をする時…
女性の方は特に化粧をする時、近距離で自分の顔を鏡で見る。
これはあくまでも自分の事なのでご了承願いたいが、
老眼によって近くが見え辛くなると、普通に鏡を見ている分には、顔の細かい変化を見落としがちになり、逆にへこまずに済むのだ。
明るいところでまじまじと見ると、今までなかったシミや、深くなりつつあるシワ。たるんできている顔の筋肉。薄っすらと黒髪に混じった白髪。
あぁ、恐ろしい。
しかしね、自分はこういう事には逆らわない主義で、無駄な抵抗はしない。
抵抗したら自分の生き様を否定しているようでね。
年齢を聞かれても、
「えー、いくつに見えます?」は無し。
直ぐに実年齢を答える。
いいんだ、年相応で。
なんて言っちゃってると、物凄く自分に言い聞かせている感があるが。
ただし、世間の人様達に不快な思いはさせないように、最低限の身だしなみは整えている。
はず。
いつまでも綺麗でいようと、普段から手入れを一生懸命している人には頭が下がる思い。
普段の忙しい暮らしの中に、自分の手入れまでできるのだから。
金も暇もない自分はそこまでは出来ないから、せめて、外見では見えない心の手入れを怠らないようにしようと、日々心がけている。
かくれんぼ