暮れの掃除の名残で、押し入れから出してしまえなかったものを見ていると、子供の小さい時からのアルバムがあった。
そんな懐かしい写真には、
部屋の中で歩くたびにピーピーなるサンダルを履いている。
米びつのコメをつまんで食べている。
目の周りを、まるでホラー映画のように青くお化粧している。
デーモン閣下のように絵具を塗りたくっている。
などなど、
小さい頃から、うちの子二人はぶっ飛んでいたなと思わせる写真ばかりだった。
そんなおかしな小さい頃の二人を見ていたら・・・
じ~ん。うるうる。
はっ、涙が。
鬼の目にも涙。本来笑って済むだけのものが、そうはいかなくなってしまった。
ここ数年、本当にちょっとの事で目頭が熱くなってしまうのである。
若い頃なんて、涙を見せるのが恥ずかしくて、というか涙が出るほどの想いをあまりしたことがなかったので、日常生活で泣くなんてことは、まずなかった。
それがどうだろう。
今の自分ときたら、涙腺が壊れてしまったかのように、すぐに反応してしまう。
他人の子が保育園の発表会にむけて、「練習頑張っていたんだよ。」なんて聞かされながら、本番の演奏をみせられた日には、携帯の小さい画面で見たのにもかかわらず、感動で目頭が熱くなってしまったから困ったもんだ。
しかし、涙を見られるのは恥ずかしいので、泣いていないふりをするのが大変。
そこで、みなさんはこれを見て、どんな感想を持つか?
たべこの感動動画こーなー
わが子、一歳児健診の時のサプライズ。
世の中の夫婦全部がこんなふうにはいかないと思うけれど、日本人の愛情表現があまり上手にできないというもどかしさをいかした、外国人のような激しいサプライズとはまた違った、じわーっと心にくる表現がぐっとくる。
お父さんの素直なメッセージと写真、そしてそれを見て涙を流すお母さん。
こんな機会がなければ分からなかったかもしれない、旦那の感謝の言葉。
嘘はない。ないという事であってほしい。
たぶん、この夫婦たちに生まれた子は幸せになれる。
目頭ポイント:4(5段階中)
続きまして、
国籍・男女、関係ありません。
人間・動物、関係ありません。
心からの行動。思いやり。
人間まだまだ捨てたもんじゃない。
エピソードも含めて、みんな、本当にかっこいい。
目頭ポイント:5(満点)
中には感動できないといった方もいるだろうが、それはそれで間違えではないと思う。
ただ、人は思いやりながら支えあっているんだなと。
人生を積み重ねるうちに、経験知のレベルが上がり、他人に共感するという特技を覚えるから、涙もろくなる。
だから、ジーンと来るのが多ければ多い人ほど、色々な経験をしてきて、他人の苦しみや・感動が自分の事のように思える。
ふむ、。涙もろいも悪くないか。