マインドフルネスは、自分の身体や気持ち(気分)の状態に気づく力を育む「こころのエクササイズ」です。欧米では、すでにその効果について、多くの実証的研究報告があり、ストレス対処法の1つとして医療・教育・ビジネスの現場で実践されています。
マインドフルネスとは、「今この瞬間」の自分の体験に注意を向けて、現実をあるがままに受け入れることです。1つのことに集中して行います。いつでもどこでも実践できます。
テニスランキング世界一位のノバク・ジョコビッチ氏、オリンピック競泳で最多の23個の金メダルを獲得したマイケル・フェルプス氏も取り入れているという。
故スティーブ・ジョブズ氏も実践していたマインドフルネス。
アメリカで大人気だそうで、Googleやyahoo!の有名企業も取り入れているらしい。
へぇ~、まいんどふるねすぅ?
テレビでちょっと見たことあるくらいだな。何でこんなに騒がれているんだ?
なになに⁉
がんや心臓病患者の心身の健康を改善させることが明らかになり、うつやパニック障害を軽減したり、おまけには免疫力や記憶力を高めるときたもんだ。
・・・
ほんとかなぁ~?(疑心暗鬼)
グーグル式マインドフルネス瞑想法
まずは2分間、何もしないで座っているだけ。
考え事や居眠り禁止。許されるのは呼吸することのみ。
呼吸に集中しながら3分間の瞑想
2分間の瞑想で集中力が持つようになってきたら、場所や時間は問わないため気が向いたときに挑戦してみよう。
呼吸時の空気が鼻を通っていくのを感じたり、腹が膨らんだりへっこんだりするのを感じながらチャレンジ。
7分間ぼーっとしよう
初めのうちは呼吸に意識を向けているのがやりやすいらしい。
途中で瞑想が途切れてしまっても、慌てることなく一から呼吸に集中しなおす。
相手の話を3分間マインドフルに聞く
職場の同僚や友人たちに協力してもらう。
3分間相手の話を聞いているだけ。
途中で口をはさみたくなってもぐっと我慢して、ひたすら話の内容をそのまま受け止める。
話しが終わったら、今聞いた内容を話してくれた相手に説明して終了。
最近かなりぼけてきたし、体と心に良いとなれば、
さっそくやってみよう。
まずは2分間、ちょろいちょろい。
あぐらをかいて背筋を伸ばし、呼吸だけ意識。
落ち着け自分。
・・・
ぴんぽんっ!
あっ、ラインだ。
娘からか。なに?『チョコ買っといて』
小学生かっ?毎回毎回くだらないことを送り付けてきやがって。
携帯の音を消すのを忘れていた自分が悪かった。集中集中・・・
・・・
あっ、そうだ。
灯油が全然なかった、買ってこなくちゃ。
はっ⁉
違う違う、それはこの2分間が成功してからでも間に合う。
しょっぱなからこんなでどうする?頑張れたべこ・・・
・・・
ぐ~きゅるるぅ~
腹がなったな。
あぁ、冷蔵庫にもらったケーキがあるんだ。
家の者が帰ってくる前に食べちゃおっと。
って、そうじゃない!
・・・
がくっ!ん?
あぁ、居眠りしてしまったようだ。
えっ?30分も経っている。
・・・
夕飯の支度しなければ。
結局自分は最初の段階でくじけてしまった。
マインドフルネスとやら、【思いや考えに振り回されることなく、自分の人生を自分で管理できるようになる】ってか。
実践している方たちを否定する気は全くないけれど、自分はそういった人たちとは格が違うというか、志が違うというかで、一般庶民たべこにはちと難しかった。
また、この訓練を続けてまで習得したいとは思えなかった。
ただ、自分は自分の思うままに生きていきたい。