プレミアムフライデー
アメリカのブラックフライデーにならい、
毎月末の最終金曜日をプレミアムフライデーとして、全国的な消費拡大を目指す。
消費者の保守的、防衛的な行動を転換して、月末の金曜は早めに仕事を切り上げ、ショッピングや映画、食事、旅行など楽しんでもらって消費喚起を狙うといった策。
政府と経済連は2017年2月24日から実施する.。
出典:プレミアムフライデーの実施方針・ロゴマークが決定しました(METI/経済産業省)
アメリカのブラックフライデー
アメリカで毎年11月の第4木曜日に催される感謝祭の翌日の金曜日は、休日とする職場が多く、クリスマスセールの初日でこの期間の売り上げが年間で最も多くなり、黒字となることから。
2017年2月24日から
停滞する消費を回復させようと、政府と経団連がプレミアムフライデーを始める。
流通業界・旅行業界・外食産業も、早い退社時間に合わせてイベントを開催するらしい。
プレミアムフライデーが導入されたら何をして過ごしたいですか?
出典:プレミアムフライデー、「導入予定なし」が55% - ITmedia ビジネスオンライン
質問の答えには『旅行』が70.9%と1位だった。
- 終業時間から約2時間早く上がれれば、近県旅館の夕食の時間に間に合いそう。
- 飛行機で外国へひとっとび。
- 仕事帰りにゆっくりとショッピングを楽しんだ後、ディナーへ行こう。
- 普段はできない手間をかけた料理を家族の為に作ろう。
- 少し早めにスポーツジムへ行って汗を流そう。
心に余裕を持てると、普段はなかなかしたくても出来ないことが実現できるかもしれない。
現実は・・・
DeNAトラベルの調査によると、『勤め先がプレミアムフライデーを導入したらどう思うか』の問いには、肯定的にとらえる人が6割を超えたらしい。
その一方で、プレミアムフライデー導入済み・導入予定の企業は全体の2.2%だけだった。
プレミアムフライデーで短縮した就業時間分のしわ寄せは、絶対どこかにあてなきゃならないでしょ。
どんだけ残業すれば済むの?
だって、一般企業の月末の金曜日なんて、一番忙しいんじゃないの?
増してや、飲食業・宿泊業・娯楽業etc.などのサービス業の従業員はいつ休めばいい?
ただでさえ日々、サービス残業しているらしいよ・・・
毎日ヘトヘトになって働いている人たちに、まだ働けってか?
ん?まさか休むなってか?
ここは一つ、プレミアムフライデーに休めない職業の人たちの為に、裏チューズデーを提案したい。
まぁ、火曜が何となく当たり障りがないかと勝手に決めてしまったが、それは適宜変更していただくとして。
でも結局ね、早く上がれたとしたって、まっすぐおうちに帰ってしまう方も多いと思いますよ。
自分としては、
同一賃金同一労働と言いながら、時給で働いてる人はどうすればいい?
と政府に聞きたいが、
きっちり給料と賞与をもらえる人たちが考えた案だから、そこまでは頭が回らなかったか・・・(結構嫌み)
まぁ、お金がある人に使ってもらうのが一番なんだろうけど、それはそれで正規社員と非正規社員の格差がどんどん広がってしまう。
まじめに働いて会社に貢献している者達を、すべて正規社員にしてくれっ!
まぁ、やるだけやってみればいい。
目新しい物好きな日本人が飛びつくことだろう。
ただし、都会だけの限定イベントで終わってしまうような気がしてならないのだが。
※2017/01/27の記事ですが、付け加えたいことがあって本日再投稿しました。tabeko.