人生は全て次の二つから成り立っている
したいけれど、できない
できるけれど、したくない
ゲーテ
禁酒・禁煙したいけれど、
ギャンブルをやめたいけれど、
今の仕事をやめたいけれど、
ダイエットしたいけれど、
結婚したいけれど、
人には言えない趣味をやめたいけれど・・・
人間とは煩悩の塊であって、とかく、自分には優しくできている生き物である。
まさしく自分も除夜の鐘並みの108つ、いやそれ以上の煩悩があり、
口先だけで生きている人間の形をした、得体のしれない新種の生物なのかもしれない。
あーでもない、こーでもないと、まぁそれはそれは口先だけの人間。
しかしね、心の中にはかねてから秘めている野望があり、実現に向けてその時を待っている。
って、これもいい訳か・・・
よく、できる人を真似てみればいいなんていう話を聞くけれど、結局は本人がその気にならなけりゃ、何をやっても長続きなんかしないし、ましてや結果を出せるなんてことはない。
年を重ねれば重ねるほど、いろんな経験が邪魔をしてくる。
そこで、自分に保険をかけるために言い訳をする。
『これはできない、あれは無理。』
しかし、それは過去に自分が自分にかけた呪縛。
親に言われたから、先生に言われたからは過去の話し。
人に言われたことを鵜呑みにしたままでいる、『しない・出来ない』の概念を改めよう。
喰わず嫌いならぬ、やらず嫌いを一度は試してみよう。
本当はみんなね、したいことができない訳じゃない。
やらないだけ。
今はしたくないだけ。
いつもと同じ行動をとりながら、『明日はきっとよくなっているはず』と思いを馳せるそこのあなた。
何も行動を起こしていないのに、それははありえない。
これは高望みばかりしている、今の自分への戒めの言葉でもある。
人の言う事に少しは耳を傾けてみるか。
自分の非を認めてみよう。
命は永遠じゃないってことを意識すれば、本当にやりたいことが見つかり決心できるはずなんだけれど・・・
あとは自分次第か。