自分のような少数派を除いては、毎回好評なAmazonプライムのCM。
前々回のゴールデンレトリバー、前回のポニーについては、動物たちがかわいそうすぎて見ていられないと、散々なことを書き綴った。
いい人はとうの昔に辞めた人間なので、正直な気持ちを書いたまでなのだが。
最近またAmazonの新CMが流れ始めた。
「今度はどんな文句を言わせる気だ⁉︎」
ところが、自分の意見をAmazonの方たちが目を通してくれたのか否かは分からないが、今までとは雰囲気が違うようである。
(自意識過剰)
夕焼けの中、一人の若者ライダー
母からのメールが届く
面倒だと思っているのか?道のりを思いだしているのか?
ひたすらばあちゃんちへバイクを走らせることに
ばあちゃんちへ無事到着
そこには久々に孫と会えて満面の笑みのばあちゃん
ばあちゃんの背中を見て何かを悟る孫
懐かしいなとばあちゃんちを見渡す
そこにはじいちゃんの遺影が
そして寂しくばあちゃん一人分の食器
じいちゃんとばあちゃんの若かりし頃の写真も
孫のためにお勝手に立つばあちゃん
それを見て孫が思い立つ
帰りの身支度をする孫と少し寂しそうなばあちゃん
そしてばあちゃんの日常にはない出来事が
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菜の花畑に囲まれ颯爽と走るバイクに孫とばあちゃん
そこには見覚えのあるヘルメットが
見てほしい この二人の笑顔
永遠に続けばいいのに
幸せを噛みしめているに違いないばあちゃん
ばあちゃんと、ばあちゃんの思い出をのせて走る孫。
最初はぎこちない硬い顔をしていた孫が、ばあちゃんをバイクに乗せている時には最高の笑顔をみせる。
いい笑顔を持っているじゃないか。
もっとばあちゃんにその笑顔を見せてあげて・・・
そしてさらに、TVで流れるCM以外にもMotorbike篇がある。
ばあちゃん家で一息つくと 何を思ったのか時を経たばあちゃんちの倉庫を開ける孫
今は亡きじいちゃん愛用のバイクを発見
じいちゃんばあちゃんの思い出の写真を見てヘルメットを注文した孫
視線を感じ不思議に思うばあちゃん
焦る孫
そして、ナイスな孫役を演じているのはバイクが大好きだという、戸塚純貴(とづかじゅんき)さん。
元々は自動車整備士になりたくて専門学校へ通っていたが、就活に失敗。
知らぬ間に母親が応募していたジュノンボーイの書類選考通過がきっかけで、
2010年に開催された第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにて「理想の恋人賞」を受賞し、芸能界入り。
2011年7月のテレビドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011』で俳優デビュー。
仮面ライダーウィザード・痛快TVスカッとジャパン・リクルートゼクシィCM・dtvドラマ銀魂etc.数多くの役を演じている。
三枚目役もばっちりで、これからますます活躍すること間違いない。
手前が山崎退役・戸塚純貴。奥にいるのは柳楽優弥ふんする土方十四郎。 - (C)空知英秋/集英社 (C)2017映画「銀魂」製作委員会 (C)2017 dTV
このブログを作成しながら涙と鼻水がボロボロ出てきた。
「花粉かな⁉・・・」
と言い訳をしつつ、自分はいつも居間でブログを作成しているため、家族たちにばれないようにするのが大変だった。
いやぁ、年を取ると涙もろくなるというのは本当で、動画ではなくてもこの一コマ一コマを見ているだけで涙がこぼれてくる。
(あくまでも自分の解釈なのでご容赦を)
ばあちゃんは素人さんなのかな?
それにしてもナイス人選。
優しい穏やかなばあちゃんと、若いからまだうまくは表現できないけれど、心の優しい孫の物語り。
今回は実に素晴らしい!
素晴らしいじゃないかっ、Amazonさんっ!
ん・・・
しかし、孫が帰ればまたばあちゃんは一人きり。
孫がたまたま訪れてきた幸せなひと時とのギャップで、さらに寂しさが増すことであろうばあちゃん。
・・・
やっぱり素晴らしくないや。
撤回。
だって、なんであんないいばあちゃんを一人暮らしにさせる?
たぶん、ばあちゃんが田舎から出たくないと言って遠慮しているんだろうけれど、それならそれで、
「近くまで行くならおばあちゃんのところへよってあげて」なんてメールで言っているお母さん、あなたはついでではなくて、年中ばあちゃんのところへ顔を出しているんでしょうね?
そうじゃなかったら許しませんよ。
妄想が尽きない今日この頃ですが、 Amazon社員様、どうかお願いです。
ばあちゃんが家族と一緒に暮らせるようにしてください。
しかし、ばあちゃんは今更、思い出の詰まった住み慣れたところを離れるのは大変だろうと思うので、子供たちがばあちゃんのところへ越して来るようにしてほしいのです。
そして、長年一人だったのに急に家の中に人が増えるということは、さぞかしばあちゃんが気を遣い、心の負担になると思うので、しばらくの間は同じ敷地の隣に、子供一家を住まわせるというのはどうでしょうか?
とにかく、ばあちゃんの笑顔を見続けていたいのです。
寂しい思いはさせたくありません。
さらなるハッピーエンドを期待します。
2017/10/22 更新