爆発規模、過去の核実験の10倍越
北朝鮮の核兵器研究所は、大陸間弾道ミサイル【ICBM:有効射程がアメリカ合衆国本土の北東国境と、ソ連本土の北西国境を結ぶ最短距離である5,500km以上】搭載用の水爆実験に完全に成功したと発表した。
そもそも原爆・水爆とは?
原爆
原爆はウランの同位体・U-235の核分裂を利用した爆弾。
水爆
水爆は水素の同位体・重水素の核融合を利用した爆弾で、重水素の核融合を引き起こすために原爆を使っている。
1952年11月1日、人類初の水爆実験であるアイビー作戦
日本国憲法 第二章 戦争の放棄
第9条(戦争の放棄、軍備及び交戦権の否認)
1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達成するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権はこれを認めない。
もはやきれいごとだけでは済まされなくなった。
日本独自の防衛力強化を考える時が来たのかもしれない。
現在の解釈としては、自衛隊の存在と専守防衛は容認されている。
しかし自衛隊が軍となり、武力行使もじさない海外展開が可能になってしまうということは、後方支援にしても海外で武力行使をしてしまうと、日本に新たな敵意を生む国が現れることが懸念されれ、テロの脅威が高まる。
かといって、このまま丸裸なままでもいかがなものかと思う。
こればかりは難しい。
安倍首相「断じて容認できぬ」
もう聞き飽きました、そのセリフ。
いつまで「遺憾」だけを表明するのだろう。
北朝鮮の暴挙とも言える、6回目の核実験。
アメリカのレッドラインを模索中なのであろう北朝鮮。
トランプさんに任せていていいのか?
自分の領土に危害がないうちはきっと口だけで、結局何にもしてくれないと思う。
しかし、発表があってから沈黙が続くアメリカ。
ハリケーン【ハービー】がアメリカで大きな災いをもたらし、被災者も多くいる中で、北朝鮮への武力行使などは考えることができにくい。
中国もBRICS(ブラジル・ロシア・インド・中国の急速に経済成長を続けている4国)首脳会談が今日から始まるタイミングで身動きがとりづらい。
北朝鮮はこれらをすべて計算の上で、危険な賭けに出て核実験に踏み切った可能性がある。
鼻から、北朝鮮の暴走を止める気はないと思われていた中国・ロシアはどうでるか?
それよりなにより、日本の首相安倍さん、
何回抗議したって伝わる相手じゃないって、もう十分、分かっているでしょうに。
強く抗議したって、厳しく非難したって、やりたい放題させているだけなら容認しているのと同じことでしょうが。
最近の北朝鮮の行動は、毎回気が気ではない。
我々日本国民は、いつまでビクビクしていなくてはならないのだろう。
政治家の皆さん、日本国を守るために手を挙げて立候補したからには、日本には一つの害も出ることもなく解決できるように、力をみせて下さい。