毎日猛暑が続いておりますが、皆様お元気にお過ごしでしょうか。
自分はと言いますと、初めて熱中症だと思われる体調不良(年齢的なものもあるのか)を体験しまして、かねてから自負しておりました『どちらかと言えば冬よりは夏の方が好きだ。暑さには強いぞ!』説が、頭の中で音を立てて崩れていくのが分かり、大変ショックな思いをしました。
そして、連日体温よりも高い気温をたたき出すわが地元に対し、『これは何かの試練ですか?それとも過去の罪に対する罰ですか?』と、空を見ながら問いかける日々…
そんな日々熱中症状態の脳から、ふと疑問がわいてきました。
・・・賢い皆様にしてみれば、これは愚問かもしれませが、幼い純粋な心をいまだ持ち続ける自分としましては、答えを知らずにはいられなくなりました。
『この気温の中、少したたずんでいたら、お風呂に浸かっているのと同じなのでは…?』
で、あとはシャンプーして身体洗ってシャワーすれば、入浴は終わりっ!お湯代節約っ!
『風呂の38度はぬるく感じるのに、気温の38度はなぜくそ暑いのか?』
逆に、
『100度のお風呂に入れる人はいないのに、サウナの100度でも平気でいられる人がいるのはなぜなのか?』
はいっ。
では、中年たべこと同じ疑問を抱いている全国のよいこの皆さん、解説です。
ans.
水と空気との熱伝導率や比熱(物体の温度を1℃高めるのに要する熱量)などの違いから。
ちょっぴり難しい言葉が出てきてしまいましたが、要は空気と水とでは、熱を吸収する速度が違うため、水が体温より少し低いだけであっても、体温が水のほうに奪われ、どんどん寒く感じていくが、空気の場合は熱を吸収しにくいため、体温があまり奪われず、逆に皮膚からの放熱が少なくなってしまい、どんどん暑くなっていくという訳。
一般的に哺乳類は体温42度以上になると、体内のタンパク質が固まって、死んでしまうといわれている。しかし、人間がサウナの100度に耐えられるのは、水と空気の熱伝導率の違いと、空間の湿度が極端に低いため、発汗が十分に促され、体温調節機能が働いて皮膚の表面温度が下がるため、やけどをしないらしい。
以上、サウナは息苦しくて苦手なたべこでした。皆様、『自分は大丈夫』などと思わずに、本気で熱中症対策をよろしくお願いします。