『健康の為に卵は1日1個まで』
『長寿の秘訣は一日卵3個を欠かさず食べる』
う~ん・・・
どっちやねんっ!
そんなもん気にしてられっか!
豪放磊落*1な自分は今日も、何千・何万もの卵を食ってやったわ!
はっはっはっ。
明太子だけれども・・・
数えてみようっ‼
根気強い方、正確な数が分かりましたら、是非ご一報いただければ幸いです。
たべこ
おふざけが過ぎました。すみません。
さて、今日の本題。
日本人女性は卵のとりすぎに注意、がん死亡のリスクが上昇
コレステロール値には影響しなかったが…
2018/3/7 大西淳子=医学ジャーナリスト
「1日2個以上」のがん死亡リスクは「1日1個」の3.2倍 卵を1日1個摂取する女性を対照群(リスク1倍)として比較すると、1日2個以上食べる人では、がんによる死亡リスクが3.2倍、総死亡リスクは2.05倍になっていました。逆に、1週間に1~2個しか食べない女性のがん死亡リスクは、0.68倍(32%減)になっていました。
なお、男性では、卵の摂取は、がんによる死亡と総死亡のリスクに影響を及ぼしていませんでした。その理由として著者らは、「日本では男性のほうが外食する機会が多く、そのために食事の内容が女性より多様化している」、また、「男性のほうが喫煙者と飲酒者の割合が高く、これにより卵の摂取ががんと総死亡に及ぼす影響が薄められている」といった可能性を指摘しています。
今回の研究結果は、日本人女性は、卵の摂取を減らすと健康に利益がもたらされる可能性があることを示唆しました。
男性の皆様、良いのか悪いのか何とも言いきれませんが、とりあえずは良かったですよね。
だって、卵食べたい放題ですよっ!
えっ⁉良くない?
いいえ、男性の方が卵に関しては明らかに有利なんじゃないでしょうか?
(注:ここで『はあっ⁉』と言ってはいけない)
何故有利かと申し上げますと、この記事では「男性の方が外食の機会が多くて、食事の内容が多様化している」なんて言ってますけれども、今の時代、旦那様の昼食代は平均してワンコインなのに対して、世の奥様方のおランチ代はなんと、倍の1000円以上なんですよ。
旦那様がせっせと汗水流して働いて、小遣いと相談しながらお昼を悩んでいらっしゃる間に、奥様方は美味しいもんをジャンジャン食ってるんですから。(決して全員が全員とは申しておりません)
ましてや下手したら、男性以上に煙草を飲んで、酒だってかっくらう女性も多いのですから、同じ土俵に立っているのに、卵を多く摂っても命の危機は今のところ大丈夫という男性軍は良かったですねということです。
えっ⁉あたくしですか?あたくしは五年前に煙草やめてますよっ!
酒ですか?酒は飲んでますねっ。毎日!
ふふふ(´艸`*)
そもそもね、なぜ卵が悪者になってしまったのか?
1913年、約100年前のロシアの【うさぎにコレステロールを食べさせ続けた結果、動脈硬化になった】という実験がきっかけらしい。
しかし、よく考えてみればウサギは草食動物。
ウサギはコレステロールをほとんど摂らないため、コレステロールが蓄積しやすいから、そんなウサギに無理やりコレステロールを食べさせたら、動脈硬化になって当たり前。根拠となる実験が、雑食性の人間には到底あてはまらないものだったのだ。
(実験とは分かっていても、食わないものを食わせるという発想をする人間が嫌い。しかし、そういった人間がいるおかげで世は成り立っている部分もあるんだな。一人納得…)
もうっ!だから卵は一日何個まで食べていいの?
以前のコレステロール摂取の上限は、男性750㎎・女性600㎎だったのが2015年以降はなんと制限なし!
【ちなみに50〜60gのたまご1個のコレステロールは200〜240mg】
実は、人間は肝臓で多くのコレステロールを合成している。(体重50kgの人で1日当たり600〜650mg)
食事でとったコレステロールのうち吸収されるのは、体内でつくられるコレステロールの1/3〜1/7程度で、コレステロールは食事でとる量が少なければ体内で多く合成され、食事でとる量が多ければ、少なく合成される。
よって、常に一定量が保たれるようになっているため、食事からの影響は少ないらしい。
※何mgとか言われても自分にはピンとこなかったが、この表を見ると何となくわかる気がする。
どこかのテレビでやっていたけれど、100歳以上のご長寿は男性5割・女性4割は毎日卵を食べているんだって。卵のコリンっていう成分もアルツハイマーに効くらしい。
咀嚼能力が衰えていても食べやすく、消化吸収も良いから高齢者のたんぱく源としては最高で、とにかく卵は優秀な食品なのだ。
自分はこれからも、臆することなく大好きな卵をもりもりと食べようと腹に決めましたっ!
(この行を消して、ここに「わたしの転機」について書いてください)
ただ、いくら体に良い物だって薬にも毒にもなり得る。
唯一言えることは、何事もいい塩梅で・・・かな。
*1:気持ちが大きく快活で、小さなことにこだわらないこと。また、そのさま。▽「豪放」「磊落」ともに度量が大きく快活で、些細ささいなことにこだわらないこと。新明解四字熟語辞典(三省堂)