娘が母の日イベントで保育園で描いてきたのは、画用紙からはみ出そうなくらいのあふれんばかりの私の笑顔。
もう十数年前のことになるが、この時期になると思い出す大傑作である。
月日は流れ、私よりも多くの給料をもらう娘たち。
『たべこ、何が欲しい?』なんて聞かれても、即答できやしないのが現状。
強いて言えば【ずっと健康な身体】、欲を言えば【一億円】といったところだろうか。う~ん、切実。
比較的大通りに面しているわが家では、毎日のように緊急車両のサイレンが聞こえてくる。そこで娘が出かけていようものならば、事故を起こしているんじゃなかろうか?事件に巻き込まれているんじゃなかろうか?と、無駄な心配をしすぎて疲労困憊してしまこともある。そして、その都度LINEでコンタクトをとる自分に、さぞかし娘もうざったいと思っているだろうが、せずにはいられないのだからしょうがない。
なので、何が欲しいというよりも、これからは余計な心配させるなというのが本音で、無病息災で幸せだと思える人生を送ってもらいたい。というか送ってくれ。というか送れ、命令だ。
世の母さんたちに感謝する日にこう言っちゃなんだが、娘を産んだのはこちらの勝手なので、感謝してもらおうなんて気は更々ない。気持ちはありがたいけれどもね♪
というか結果、私にとっては毎日が母の日であって、娘達がいなければ経験できなかったことが山ほどあるわけだから、こちらの方が娘達に感謝の意を表さなければならないのである。
さんきゅー(*´▽`*)