令和年表 世の中どう変わる?
令和 2年(2020年)東京オリンピック・パラリンピック
令和 5年(2023年)空飛ぶ車販売開始(予想)
令和 7年(2025年)大阪・関西万博
令和 9年(2027年)リニア中央新幹線開業
令和27年(2045年)AIが人類の知能を上回る・平均寿命:女性90歳超(男性は83.6歳)(予想)
令和32年(2050年)宇宙エレベーター完成(予想)
誰もが宇宙へ
ヴァージン・ギャラクティックの6名乗りに大型化された宇宙船『スペースシップ2』が、宇宙空間への試験飛行に成功したことにより、商業ベースでの宇宙旅行の実現に向けて大きな一歩が踏み出された。
50カ国の700人以上が予約しているという宇宙旅行が実現する日が、いよいよ近づいてきた。
約2時間の宇宙旅行 行程
・搭乗者は3日間の訓練を終えた後、フライトスーツを着用し、宇宙船『スペースシップ2』へ乗り込む。
・滑走路から離陸し、高度15kmの上空で母船『ホワイトナイト2』から切り離される。
・『スペースシップ2』のロケットエンジンが点火され、マッハ3.3のスピードで一気に宇宙空間へ。この時体にかかる重力は約3.5G。
・ エンジン点火から90秒ほどで高度100キロの宇宙空間に到着。
【ここからが約4分間の無重力空間を楽しめるハイライト】
・ 4分間の時間が過ぎると6Gもの重力加速度を体験しながら大気圏に突入し、グライダー飛行で出発した宇宙港へ帰還。
日本でヴァージン社の宇宙旅行の販売代理店を担うクラブツーリズム・スペースツアーズによると、宇宙旅行の料金は旅行代金のほか、米国での3日間の準備訓練の費用も含み、1人当たり25万ドル(約2800万円)で、参加条件は18歳以上で一般的に健康な方なら年令の上限はない。現時点で日本では19人の予約があり、申込者の平均年齢は約60歳だという。
ただし、2014年10月にはテスト飛行中に事故が発生し、パイロット1名が犠牲になってしまった。もう一方も重傷を負ってしまったという。命がけで宇宙に行く必要があるのだろうかと疑問に思うところだが、犠牲になってしまった方の大事な命が無駄にならないことを望む。
令和5年(2023年)には月旅行⁉
ZOZO前澤氏の計画は『#dearMoon』と呼ばれ、スペースXが開発中の巨大宇宙船『BFR(ビッグ・ファルコン・ロケット)』を借り切り、2023年に月に向かって打ち上げるというもの。乗客は前澤氏のほか、同氏が選出したさまざまな分野のアーティスト(画家や音楽家、小説家、ファッションデザイナーなど)も6~8人搭乗する予定らしい。
出典:イーロン・マスク、巨大ロケットBFRを大幅改良か ── 名前は「Starship」と「Super Heavy」に変更 | BUSINESS INSIDER JAPAN
自由帰還軌道
BFRは打ち上げから約3日後に月に到達し、裏側を回ってUターン。月の地表から最大で高度200kmまで近づくという。そしてまた3日かけて飛行し、地球に帰還する。
月を回る軌道に入ったり、月面に着陸したりはせず、約1週間で月を往復する旅行で、こうした飛行や軌道のことを『自由帰還軌道』といい、比較的安全かつ少ないエネルギーで月往復を可能にする方法でもある。
出典:ZOZO前沢社長の月旅行なぜ可能? 訓練・宇宙酔いは:朝日新聞デジタル
手ぶらで生活
ゲートレス
大阪メトロでは万国博覧会が夢洲で開催される令和7年(2025年)までに、顔認証だけで通れる改札を導入予定。将来的な『ゲートレス』を目指して2019年度にはその実証実験を開始する。改札のカメラで登録した顔と照合し決済。やがてはコンビニ・スーツケースーパーでも顔認証決済が実用化へ。
マイクロチップ
手に埋め込んだマイクロチップで家の鍵を開けることができるというのはすでに実用化されている。
携帯電話もなくなる⁉
令和30年(2048年)には携帯電話が小型化し、耳たぶに埋め込んだマイクロチップにより声で操作ができるようになるという。さらには、からだを動かしたときの振動が電気エネルギーとなって、立体映像を空中に投影させることもできるようになるらしい。
人生100年時代 リタイア貧乏が待っている
『平成のはじめ』に60歳を迎えた世代は、贅沢をしなければ『年金+預貯金の利息』でも暮らせた『逃げ切り世代』だったのに対し、『令和のはじめ』に60歳を迎える世代は、少ない退職金や年金では長い老後をやりくりできず、足りない分を稼がなければならない。
一部を除き、『老後安泰』などという言葉は過去のもの。政府の対応を期待していたら何世紀かかるかわからないので、頑固な頭に鞭打って、時代の変化に対応しながら金を稼ぎ続けなければならないのである。はぁ~あ・・・
『令和』の意味
『人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ』
『厳しい寒さの後、春の訪れを告げるように見事に咲き誇る梅の花の情景が美しく描かれている』
政府は、【一人一人の日本人が明日への希望と共に、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そのような日本でありたい】という想いを込めて令和に決定したという。