こんなはずてはなかったと
空に向かって叫ぶ君
こんなはずではなかったと
ものに八つ当たりをしてる君
こんなはずてはなかったと
親や世間を恨む君
こんなはずではなかったと
焦り不安で狂う君
こんなはずではなかったと
何をするにも臆病になってしまう君
何のために生まれてきたのだろうね? 自分って。
生まれてこなけりゃこんな思いせずに済んだのに。
これからもずっとずっと、このもやもやした思いを引きずって生きていくしかないのかな・・・
でも人生ってね、「こんなはずじゃなかった」って思っている人の方が、圧倒的に多いんだって。
えっ?辛い人生を恨めしく思ったり、抑えられない衝動に耐えられなくなったらどうすりゃいいのかって?
結局、その強い負の思いは、人生を好きなように過ごしたいと思う裏返しなわけだから、その原動力を自分が楽しくなれる方へと向ければいい。
じゃあ、具体的にはどうすればいいんだって?
それは自分も暗中模索中。
ただね、諦めって言ったらなんだけど、あくまでも身の丈に合ったって言うんかな、
そういう生き方をしていくのもありなんじゃないのかなとは気づき始めている。
自意識過剰、自己評価過大だったのかなって。中年にもなってやっとね、分かってきた。
とは言ってみたものの、まだまだ贅沢を望む自分がいる。
しかし、本当の幸せって物理的じゃなくて精神的なもんらしい。
年収や肩書き、職種や所持品などの物質的なもので、相手を妬んだり、軽んじたりする人もいれば、質素な環境を幸せだと思える人もいる。
人とのつながりだって、腹割って話せる人が一人でもいれば、万々歳。
家族とか血はあまり関係ないと思う。
現に自分は、完全に心許せる人間が誰もいないし、本当の自分は誰にも見せられない・・・
少し謎めいた感じになってしまったが、結論として言いたかったのは、せっかく生きているんだから、自分なりの幸せを、道徳的に正しく実現しようじゃないかということ。
そして、スタート地点に立てていない人には準備がいるということで、金や健康・仕事に心配がある人は、まず、行政に相談しに行こう。
何かしらの解決口が見つけられるはずだから、一回や二回で諦めてはいけない。
あなたはきっと10年後、いや5年後には、
「せめて〇年前に戻ってやり直したい」と思っているはず。
未来をやり直せるのは、今のあなたしかいません。