そういえば、五つ子達の名前がまだだったな。
スカッとした かっこいい名前をつけてやりたくて、五字熟語?やら名言格言を調べてみたけどなかなか見つからない。
性別もまだわからないしなぁ。
親うさぎのような立体的な顔立ちとは違って、まだ赤ちゃん顔というか、幼児顔のちびっ子達も、ぺちゃんこの鼻を一丁前にピクピクさせている。
お乳欲しさに母の元へと飛びついていくけれど、自分が見ているからお母さんはすぐに子供達から逃げてしまう。
『お母さん、あんまりじゃないの〜。子供達がお腹空かしてるのにぃ〜!』
初めはこの行動が、まさか育児放棄なのかと不安に駆られたが、うさぎはこれが当たり前で、とにかく子供が丸々してくれば問題はないそうだ。
これから、暑くなってきた時の対処の仕方に今から不安。
毛皮をまとったうさぎ一家。
家に人がいない間でも、エアコンをつけるべきだよなと考えている。
汗をかかないうさぎは、風を当てても人間のように涼しさを感じないから、エコでどうにか楽に夏を乗り切ってもらえる方法はないものかと、頭を悩めている。
でも、多少の犠牲は仕方ないな。
わが家はうさぎ様が1番ですから。
そういうことで、我慢強い我々だけではクーラーをつけるような暑さでなくとも、うさぎ一家のために、天気予報を見て時間の大体の気温を確認し、家に残る母に重々お願いすることにしよう。
自分:『〇〇時になったらクーラーをつけてね。頼んだよ。』
母 :『今の暑さでクーラーなんかつけてこの先どうする?』
自分:『油断していると熱中症になっちゃうよ。』
(最初は、あくまでも母の為につけてくれとお願いしていた。)
母 :『ふーん。』
分かったんだか分からないんだかの返事で、不安を残したまま家を出た。
職場へ行っても、気が気でならず家へ電話。
自分:『クーラーつけてくれた?』
母 :『まだ。』
・・・わが家で一番頑丈な母は、どんな暑さでも乗り切れるため、クーラーは体に悪いとか電気代がかかるとか言って、どうせつけないんだろうな。とは予測していたが、まさか本当につけていなかったとは。あれだけ言ったのに
これは、真実を言わなくては。
「うさぎの為にクーラーをつけて下さい。」
「電気代は心配しないで下さい。」
ということで、わが家の電気メーターは今日を境に
グルグル高速回転で回り始めるのであった。
まだ5羽の区別ができません