電磁パルス攻撃でインフラを破壊
9月3日朝に公開された北朝鮮国営メディアの記事では、
「巨大な殺傷・破壊力を発揮するばかりでなく、戦略的目的によって高高度で爆発させて広大な地域に対する超強力EMP攻撃まで加えられる」と発表。
熱線や爆風といった直接的な殺傷力以外に、電磁パルス(EMP)攻撃で社会インフラを広範囲に破壊できることを主張した。
核ミサイルを打ち上げて、高度30キロから100キロという高さで空中爆発させ、その爆発で電磁パルスとよばれるとても強い電磁気を発生させる。
インフラ破壊し1年後に9割死亡 「電磁パルス攻撃」の恐怖│NEWSポストセブン
スマホも使えなくなっちゃう⁉
直接の死者は出ないとされてはいるが、コンピューターなどの電子機器を損傷させることで、都市のインフラ機能や、レーダーなどの防衛網が機能しなくなるほか、大規模停電や航空機の操縦が不可能になるなど、様々な影響が出ることが想定される。
また、携帯電話はほとんどが機能せず、食料・水・燃料の供給にも障害が出るとされていて、治安の悪化などから人命にも少なからず犠牲が出るであろう。
Jアラート・スマホ・PC・電気自動車・ビットコイン・電子メモリー・ネットバンキングの多くは簡単に破壊出来るらしい。
東京の上空で爆発した場合、爆発力が小さいものでも23区内では電子機器が使えなくなる。
発電所が止まり、電車の運行もできなくなるなど都市機能に大きな影響を及ぼすこととなる。
また、戦闘機などは全て電子機器によって動いているようなものだから、相手の戦闘能力をそぐためにも使われるだろう。
北朝鮮&中国による電磁パルス攻撃は「現実の脅威」 - 独断偏見妄言録 China's Threat
生命維持装置や病院関係が麻痺するのはもっての外。
傷病者を殺そうとするなんて鬼。
もはやテロ集団と何の変りもない。
日本の対応策は?
一度でも高高度で爆発してしまえば、影響を防ぐことは不可能とされている。
そもそも日本は、他国に比べてこの分野での対策が遅れていて、唯一の防御方法は迎撃ミサイルらしい。
しかし残念なことに、当たるも八卦当たらぬも八卦の迎撃ミサイル。
いっそのこと、EMPとやらを日本も持てばいいのではないかと。
対諸外国にも相当な抑止力になるはずだし・・・
なんて、こればかりは素人が簡単に口にしてはいけなかった。
万が一、発射されてしまえば過去に逆戻り。
ソビエトとアメリカの冷戦の末期に、この電磁パルス攻撃の恐れがあった。
1962年に米国が北太平洋上空400㎞で行った核実験では、実験場から1300㎞以上離れたハワイ・オアフ島で停電が発生した。
しかし、1963年に大気圏内、宇宙空間での核実験を禁止した部分的核実験禁止条約が発効したこともあり、その後はこれほどの高度での核爆発実験は行われていない。
ただし、冷戦終結で米ソなど超大国による核戦争は遠のいたが、国際条約を気にも留めない素振りをみせる北朝鮮やテロ組織が核を使用する危機が高まる。
一方で、電力と電子機器への依存度は60年代当時とは比較にならないほど増大している。
電磁パルス攻撃食らったら日本は終わる。
その隙に中国やロシアも日本を狙って来る可能性もある。
裏で話がついていたらと思うとゾッとする。
まったく・・・
過去の天才たちの偉業が、やりたい放題の坊っちゃまに台無しにされることになるかもしれない。
なんで平々凡々な暮らしを送っている自分にまで、ツケが回ってくるんだ?