人生お金じゃ幸せになれない?
『年収の高い人は家族や友達と過ごす時間がなかなか持てないし、責任が大きい仕事をしているから、ストレスが常にかかっていて必ずしも幸せとは言えないのよ・・・』
先日、普段からあまり付き合いのない職場の先輩が、ため息交じりでつぶやいていた。
それを聞いていた自分は、
「貧乏暇なしで働いているよりは、同じ忙しいなら金が付いてくるほうがいいに決まっているだろ」
と思わず口にしてしまい、周りはうなづいているのと同時に、先輩が目を丸くしていたのを思い出した。
「あはは、なんてね」
そそくさとその場を立ち去った自分だが、
「どう考えたって金があったほうがいいでしょ」と、その後も仕事をしながら考えていた。
だって、お金を稼ぐ人は自ら希望し色々なことに挑戦しているから、多少の犠牲は仕方ないことだと自覚しているだろうし、日々時間管理をしながら仕事をしているから、自分の余暇を作ることくらい朝飯前だろうと。
よって自分が思うに、お金をたくさん稼ぐ人は自由な時間が少なくて、ストレスが多少かかったとしても、それが使命というか楽しんでやっているのだから、それはそれで幸せなんだと思う。
出典: アラブ首長国連邦(ドバイ)旅行の観光・オプショナルツアー予約 VELTRA(ベルトラ)
欲のないさとり世代
バブル時代を知っている自分とは真逆な人たち。
下手したら、自分よりも大人な考えを持っているかもしれない。
概ね1990年代に生まれた世代。
- 欲がない
- 車やブランドに興味がない
- 旅行に関心が薄い
- 無駄遣いはしないが自分の趣味には金を惜しまない
- 気の合わない人とは付き合わない
休日は自宅で過ごしていることが多く、物心ついたころには既にバブルが崩壊したため、不況だけを知っている。
インターネットを利用して育ってきていることから、良いことも悪いことも知識が豊富。
無駄な努力や衝突は避け、大きな夢や高望みが無く、合理性を重視する傾向がある。
安くてそれなりに質のいいものを好み、コストパフォーマンスを重視する傾向がある。
う~ん、さとり世代。
初めて聞いたよ、自分の娘たちの年代じゃないか。
ちなみにわが家の娘たちは、あの車に乗りたいだの、京都に行きたいだの、城みたいな家建てるだの、それはそれは欲しがり屋さんで何一つ悟れていない。
その代わりに言いたいことを言っている分、お給料をもらうために一生懸命働くことだけはまじめにやっているけど。
だから、まぁ全員が全員っていう訳じゃないけれど、比較的欲がなくて現実的な人が多いってことか?
それはそれで、浪費家兼向こう見ずの自分としては、さとり世代の爪の垢でも煎じて飲まなくてはならないということになるのだが・・・
『お金がなくても幸せ』記事がたくさんある件
世の人達は、お金についてどう思っているのだろうと調べてみたら、自分には思いつかない意見が結構あったことに少し驚いた。
- お金のかからない趣味を見つけよう
- 日本人は働きすぎだ
- 物質的ではなく精神的な豊かさを持とう
まぁ間違っちゃいないとは思うけれど、結局お金の制限があるために、本当にやりたいことを諦めなければならないし、心も身体も健康な人が仕事するのは面倒くさいなんていって、働かない人が増えていったら、いったい日本はどうなる?
人それぞれ価値観は違うけれど、なんていうか、もっとがっついていいんじゃないの?若者よ。
あっ、それと「お金がなくても幸せ」的なブログを書いている人に、アドセンスや楽天の広告が貼ってあるのがどうしても解せない。
せめて、その記事の時だけでも外してみればいいのに。
お金持ちがため息交じりに「金なんかあったって・・・」って愚痴をこぼすのは、うらやましい限りで異論はないが、一般庶民が「お金がなくても幸せになれる」なんて言っちゃってるのはどうも納得できない。
社会にしろ健康にしろ、この先不安だらけだからお金は絶対にあったほうが良い。
どちらにせよ、お金が欲しいと言っているだけじゃ何も始まらないから勉強しよう。
還元率最悪の宝くじに『一生遊んで暮らせて家と車付き』なんて望みをかけて結構な額を使ったって、生きているうちに当たるなんて奇跡だから、あくまでも当たったらラッキーくらいでとどめておこう。何なら、その宝くじ代を貯蓄したほうが、結果オーライなんじゃないのか?
給料安いとかサービス残業しなくちゃならないとか、いつも不満ばかりを口にしているのに、何でいつまでもその職場にしがみついているんだ?
(年をとればとるほど転職は難しいが・・・)
子供じゃないんだから、後先考えずに衝動買いや衝動食いをおさえて、少しは節約を覚えようよ。
とにかく行動に移さないとねっ、たべこさん!