何でもかんでも首を突っ込んでくる人
あなたの周りにはいますか?
身近な人物
職場の後輩、しかも男子。
男子と言っても、世間一般の結婚適齢期はオーバーしている。
普段の行動を見ていると、その理由はかなり分かる気がする。
とにかくどんな話しでも、一たび耳にすれば割り込まずにはいられないようである。
『えっ、なんすか?』が決まり文句。
・・・大した事じゃないのに、どうしていつもこの人は話に入りたがるかね?
職場の人はほとんどがそう思っている。
職場以外に話す相手いないんじゃないの?と思わせるくらいの話し好き。
半ば強引に話の輪に入ってきて、人の隣で一部始終話しを聞き、相づちをうちながら口をはさんでくるとなれば、当然その件は知っているのだろうと、こちらから質問してみれば、
『分かりませんっ!!』
ときっぱり。
・・・結構このパターンがある。
そこに居合わせた者達の、イライラ度がじわじわと上昇するのが分かる。
もうちょっと他の言い方があるだろうって。
しかも、別に最初からあんたに聞きたくって聞いている訳じゃないから。
かわし方を習得
最初のうちは相手にしていたけれど、
だんだんと二回も言いたくない事を言わされるのに疲れてきてしまって、
『ん〜?』一言で、その場の話しを終わらせてしまう術を身につけた。
だって、ちょっとした冗談をボソッと口にしただけなのに、二回は言いたくないから。
さらに何気にその場から離れるという技もある。
『あぁ、彼が来るな』という勘が働くと、自然とその場からフェイドアウト。
するとそこには、気配を感じた者達が同じ行動をとり、もはやその場には誰もいなくなってしまうという現象が起きる。
普通、何回かそういう事態に遭遇すれば、『あれ?自分何かしちゃったかな?』って疑問に思うよね・・・?
上級者になると、"静かに"のジェスチャー付きで『しっ!』と一喝。
ただし、からかい半分でやっているから本人も落ち込むことなく懲りずにいる。
あるいは職場の上司が、『〇〇君、何でもかんでも入ってくるんじゃないよ。』
なんてストレートに言ったとしても、
笑いながら『言われちゃいました』と同情を求めるような仕草。
しかし、周りのみんなも愛想笑いするだけ。
どんな話しでも首を突っ込みたがる人の心理
たいして物知りじゃないんだろうなと思う。
知識がある人は、離れたとことからうっすらと聞こえてくる、あまり内容が分からない話しに無責任に答えたりしないだろうし。
誰かに認めてもらいたいっていう気持ちが強いのかもしれない。
承認欲求
他者承認と自己承認
承認欲求は承認されたい対象によって、おおむね2つのタイプに大別される。ひとつは他人から認められたいという欲求であり、もうひとつは自分の存在が理想とする自己像と重なるか、あるいはもっと単純に今の自分に満足しているか、という基準で自分自身を判断することである。前者を他者承認と呼び、後者を自己承認と呼ぶ。
劣等感の強い人間や、情緒不安定な人間は自己承認が困難だったり、あるいはその反対に過大な自己評価をしがちであることは、よく知られている事実である。また、思い込みが強い人間や被害妄想に囚われている人間の中には、幻想の他者を造り出してしまうために、自分が他者承認の問題であると思っていても、実際には自己承認の問題であるという錯誤がしばしば発生する。
仕事中の彼は忙しくてテンパってくると、虚勢を張ってぶっきらぼうな返事をすることが多く、それがまた反感を買うことになる。
育った環境だって、きちんとしたご両親がいて好きな勉強ができてと、他人の自分から見たらうらやましい限りなのだが、他に何の不満があるのだろうか?
親に何でも一番になれって言われ続けてきたのか?
いじめにあうようなコンプレックスがあって自分に自信がないのか?
まぁ、大きなお世話だよな。
でも人に認めてもらいたいなら、まずは内面から磨かなくては。
勉強家なのは認める。
が、少し頑張りすぎて空回りしているんだろうから、
先輩のいう事もよく聞いて(亀の甲より年の劫)、自分の頑張りに少し自信をもって、他人をまず認めてみては?
何でも首を突っ込む親子(ぼけててすみません)