青葉若葉の好季節、皆様におかれましては、なお一層ご活躍のことと拝察いたしております。
唐突ですが皆様、BBQしていますか?
わが家周辺の公園は設備が整っているところが多く、今の時期は大変な賑わいを見せています。
それを横目で見ながら通り過ぎるのですが、燦々と降り注ぐ陽光の中、熱い鉄板を目の前にして、汗をだらだらと流しながら、ぬるくなった飲み物片手に、同じ値段を出すなら絶対に焼き肉屋へ行ったほうがいいだろうといった感じの肉を食らう人達の姿を目にすると、いまいちバーベキューの良さが自分には分かりません。
中にはバーベキューならではの本格的なご馳走を作る達人もいるようですが、これからの季節、食中毒と隣り合わせだと思うとなおさらです。
ましてやバーベキューにお呼ばれしてご馳走になるだけならともかく、あの片づけを考えると、どうしても足が遠のいてしまうのです。
焦げがこびりついた網や鉄板、食い散らかした後の残飯、真っ赤に日焼けしてしまった肌…
もうどうにもなりません。
そんな中、禁止区域内でバーベキューをする輩が後を絶たず、心無いバーべキャー(バーベキューをする人々《注意》そう言っているのは自分だけです)が、後片付けをせずに残していったごみの処理のために、札幌市では年間2,000万円もの税金が使われているそうです。
モラルのない人たちに、正しいバーベキューの知識を身に付けてほしいと、日本バーベキュー協会は啓蒙活動をされています。
バーベキューする時には、自分達さえ楽しければよいというような考え方はせず、常に環境や周辺住民の方たちのことも考えて、マナーを守って気持ちよくBBQするよう心がけてください
しかし、マナーという言葉は外国人の方達には通用しない時もあります。
特にわが家周辺には、南米やスパニッシュ系の外人さん達が多く、週末になると、いや平日でも所構わずどんちゃん騒ぎを始めます。
(一部の方達ですが…)
とりあえす、どこでもバーベキューというかパーティーです。
ありえない量の炭酸飲料、ありえない音量のミュージック。
今日もこの机上から右斜め後ろを窓越しから眺めると、三階ほどのビルの屋上でワールドワイドな宴が開催されているもようです。
直線距離にして100メートル位でしょうか、爆音と歓声がひっきりなしに聞こえてきます。
わが家より近所の方が警察に通報してくれないものか、あるいは雷でも落ちないものかと祈っているところです。
・・・冗談はさておき、「郷に入っては郷に従え」という教えが頭をよぎって離れません。
結びになりますが、BBQをディスりたくて自分はこれを書いている訳ではありません。
卑屈になっている自分は、青空の下、健康的にわいわいがやがやしている人たちが、少しうらやましいのかもしれないということです。
面倒臭がりな性格が災いして、今ではインドア派を通していますが、これも子供たちが大きくなってからのことです。
それまでは、馬鹿丸出しで外でわいわいしていたのを思い出します。
大人も子供も日中から家でごろごろゲーム三昧ではいけません。
(自分の事です)
せっかくのゴールデンウィーク、風を感じに一歩外へ出てみませんか?