長女に連れられて、世界一の朝食【リコッタパンケーキ】なるものを食べてきた。
リコッタチーズというものが入っている、見た目は小さいホットケーキ。
なんでも、世界のセレブ達が足しげく通うという、オーストラリアのレストラン
【bills:ビルズ】が日本に進出してきたとかだけど、そんなナウい店は自分の地元にはない。
しかし、ビルズという店の系列店なのか姉妹店なのか全く関係のない店なのか分からないけれど、数年前にできたその店は、いつも混んでいて入れないのである。
最近は、何回か行っては見たものの、待つのもだるいので、諦めて違う店で食事をして帰るというパターンを繰り返していた。
Bedford Cafe(ベッドフォード カフェ)
昨日は文化の日(あまり関係ないか…)という事で意を決して、11:30開店をねらって30分前に着き、その時を待っていた。
すでに駐車場には車が数台停まっている。
そして待っている間にも車が次々とやってきたので、せっかく店に入れる順番で来ているのに、後出しジャンケンで割り込まれたら後悔しきれない。
そこで、こじゃれた店なので、中年の自分より娘に順番を取っていてもらったほうが自分的には気が楽なので、娘に車から降りて並べと指示を出した。
すると気配を感じ、次々とライバル達が車から降りてきて列を作りだした。
店員さんが入り口から出てきたのを確認し、自分も列に加わった。
三番目という好成績。
前に並んでいた人達は予約だった。予約制度は知らなかったので、万が一自分たちの後ろにいる人達がすべて予約だったら、また数十分の間、待てなければならない立場になっていたのだ。
やっと入店することが出来た。小さい子を連れた親子と、カップルが一組いた以外は、おばさんと女子であっという間に満員になった。
その店自慢のスパイスを配合して作る自家製カレーと、一番押しのパンケーキを注文した。
レッドカレーとグリーンカレーは可もなく不可もなく、ココナッツテイストで見た目通りの味。おしゃれ重視の盛り付けだった。
強いて言えば、黄レンジャー(知らない人はすみません)の自分としては、ルーはたくさん欲しいので、ルーが控えめというのは少し残念だった。
サラサラしたカレーなので、食べているうちにどんどんご飯にルーが浸透してきて、最終的にはご飯の量に合わせて、少しになってしまったルーを一緒に食べるという形になってしまった。ごはんとルーのお皿が別がよかったな。
さてお待ちかね、本題のパンケーキ。
ナイフも用意されていたが、フォークだけで食べられる柔らかさだった。
フォークで押すと、何かがぐにゃっと生地の隙間から出てきた。
最初の感想は【生焼け】。
娘に「まだ、よく焼けていないんじゃないの?」なんて大きい声で聞いたら笑われちゃったけど、このぐにゃぐにゃで正解らしい。
蜂蜜が混ざったバターが上に乗っていて、粉砂糖がかかっている。パンケーキの下にはスライスされたバナナが隠れている。娘は最初に食べた時、上の物がバターと分からずに、一口で食べちゃったらしい。
各テーブルにメープルシロップが配られていてかけ放題。それ自体あまり甘くないので、浸るくらいかけても足りないくらいだった。
自分はセレブにはなれそうにない。
もちろん美味しかったけど、
世界一とは思えなかった。
逆にこんなもんばっか食べてると、これからの子孫達はもっと顎が小さくなってしまうんじゃないか?
テレビとかで「未来人の顔」なんて予測した絵が出るときがあるけど、本当にそうになりそう。
顎が小さいのが悪いとかじゃないけど、身体が弱くなっちゃっいそうだもの。
今のうちから子孫の為に、みんなスルメ食べていこう。
支離滅裂ですみません。