先日自分はこの記事を書いた。
福島原発事故の影響で、福島から横浜市に自主避難してきた男子児童が、同級生からのいじにあってしまった。
天変地異で変わり果ててしまった故郷と、移り住んだ新しい土地でのいじめという苦難に耐えながら、
「いままでなんかいも死のうとおもった。でも、しんさいでいっぱい死んだからつらいけどぼくはいきるときめた。」
と、本気の心の声を綴った。
そして、また見たくも聞きたくもないニュースを目にしてしまった。
新たに、ふざけたあり得ないいじめがあったのだ。
いじめとかいう中途半端なものではなく、もう犯罪でいいと思う。
目を疑った。担任が福島から避難してきた児童に、『菌』を付けて名前を呼んでいたんだって?!
新潟の小学校じゃ、お隣同士じゃ~ん。仲良くしてくださいよぉ(T_T)
先生、本当にどうしちゃったんですか?
冗談が分からない年齢じゃないでしょ。
「ばい菌のつもりで言ったわけではない。響きの良さから安易に使った。」
って、先生~・・・
40代っていったら独身かどうかは知らないけれど、子供がいれば尚更だし、ましてや学校の先生になりたいっていう志を考えれば、分かるだろ~?それくらい。
市教育委員会が、いくらそのいじめを受けた子や家族に謝罪をしたって、その子の心の平穏を戻すには、どれくらいの年月がかかると思う。
今時の変なモンスターペアレンツとか、複雑な職場環境とか、色々それは我々の知らない気苦労はあるだろうが、それを幼い子供たちにぶつけるのはどうなんだ?
今時は「なりたいものがないからとりあえず。」と漠然とした理由で教師になる人も多いんだろうな。
しかし学校の先生が、【菌】と言っていること自体おかしい。だって、放射能って菌じゃないし。
なんて、細かいところを突っ込む自分も幼稚だが・・・
自分がこれを書いている間にも、いじめられている子がいるかもしれない。
子供はまだ心が不安定だし、経験が浅いから、人がどんなことをされれば傷つくとかいう概念がよくわからないと思う。
だから、一番の手本となる親の一挙一動を、日頃から気をつけなければならない。
子供は物まねの天才。
子は親を映す鏡。