桜の頼りが聞こえてくる今日この頃ですが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
たべこです。
さて、新年度がスタートしたばかりですが、すでに今年の映像大賞が決定致しました。
審査員は一人です。
・・・えっ?何か問題でも⁉
こちらが映像大賞作品。
大分市が高崎山自然動物園にちなんだ観光PR動画「SARU TABI(さるたび)」を3月30日、動画投稿サイトで公開した。
主演を務める俳優ザル「菊千代(5歳・雄)」の演技は、そんじょそこらの人間俳優らしき人達とは比べ物にならない、味のある演技をしているのが素晴らしい。
その表現豊かなお猿さんのカットをいくつかご紹介
大分県観光パンフレット片手に・・・
ん?お猿さん⁈
猿社会に疲れ果て、慰安の旅に出る。
一人(猿)降り立ったホーム。
まずは観光案内所へ。
期待を胸にバスに揺られ、
目的地へ到着。
とあるお店に立ち寄りグルメを満喫。
意気投合した仲間たちと乾杯。
大分県立美術館(OPAM)へ。
芸術を五感で感じとるお猿さん。
子供達との共同作業で、テンションはMAX。
女の子たちとの記念撮影。
日々の疲れを癒しに温泉へ。
今日を心まで味わって生きていくのだ。
風呂上がりに見たエキシビション。
そこには高崎山で大人気のシャーロット。
ちゅどーんっ!
まさに青天の霹靂。
一瞬で恋に落ちてしまった。
そして、高崎山までシャーロットに会いに行く第二弾。
正装で大分へ向かうお猿さん。
その手にはシャーロットの写真。
プレゼントのお花を迷いながら選ぶ。
シャーロット、今会いに行くよ。
恋愛成就祈願。
一路高崎山へ。
んっ⁉
え???
そういうことだったのか・・・
あー、僕は何をしているんだろう。
おっと、目にゴミが。
飲まずにはいられない・・・
作成側が伝えたかった事と、自分の解釈は多少違うと思うけれど、大目にみてください。
みなさんはお猿さんの名演技をどんな風にとらえましたか?
久々に心惹かれた映像だったので、ぜひ皆さんにも見てもらいたかった。
スタッフのセンスのすばらしさはもちろんの事、菊千代君の相方さん達も大変よく頑張ったと思う。
そして主役の菊千代君、君こそエンターティナーだっ!
一つ一つの表情、仕草がとても人間臭い。
そこで思い出したのは・・・
アマゾンプライムCMのスタッフ達、次回も動物でCMを作成したいのなら、この大分市PR映像を参考にするがよい。
ただ同情を引くような動画では見ていても気の毒なだけ。
アマゾンプライムCMは、どうしても毎回動物の切ない顔を見せたいようなのだが、そのストーリーが主役の動物を惨めな感じに見せてしまうので気に入らない。
大分のお猿さんの映像でも、切ないシーンがあるけれど、あくまでもお猿さんの意思で行動している感が自分には伝わってきたので、良かったと思う。
というか、アマゾンの次回作は菊千代さんにお願いすればいい。
何はともあれ、
まさに、日本の大分県が世界のAmazonに勝利した映像と言えよう。