西暦2045年
出典:北斗の拳
現在の地球の年齢は45.4億年歳らしい。
ハビタブルゾーン(HZ: habitable zone)
ハビタブルゾーンとは宇宙の中で生命が誕生するのに適した環境と考えられている。
イースト・アングリア大学(英)のアンドリュー・ラッシュビー博士は、【太陽の距離を基に太陽熱の影響によって、惑星の水が存在するかどうか】のハビタブルゾーンに留まるか、はずれるかによって惑星の寿命が計算できる。
ラッシュビー博士の計算では、地球が生命の住める星である期間はあと17億5000万年続くという。
ということで、2045年は地球が音を上げてしまわない限りやってくるであろう。
しかし、そこには人間らしい人間は必要なくなり、ただ生かされているだけの無機質な人類があふれかえっているかもしれない。
AI:Artificial Intelligence
炊事洗濯はすべて機械がしてくれる。
スポーツ競技や卓上競技においても誤審はない。
母国語しか話せなくても同時通訳してもらえるのだから問題ない。
AIがAIを誕生させ、さらにそのAIがAIを誕生させる・・・
人工知能 【 AI 】 Artificial Intelligence
人工知能とは、人間の脳が行っている知的な作業をコンピュータで模倣したソフトウェアやシステム。具体的には、人間の使う自然言語を理解したり、論理的な推論を行ったり、経験から学習したりするコンピュータプログラムなどのことをいう。
しかし、人工知能研究者や研究機関によって、その解釈や認識に多少のずれがあるため、現段階では人工知能について厳密な定義というものはまだ定まってない。
AIとロボットの違い
ロボット
既に組み込まれたプログラムの中で思考することはできても、プログラムの外のことに関しては対応することができない。
AI
【自ら考える力が備わっている】
一度作ってしまえば、人間の手を離れても自発的に発展していくのが【人工知能(AI)】
AIのIQってどのくらいだと思います?
実は60程度。人間の年齢では6歳くらい。
知的なシステムがどれほど賢いか(あるいは、どれほど賢くなったか)を評価するには、「知識を獲得し、習得し、創造し、フィードバックする」能力をテストする必要がある、と研究者らは述べている。2014年に、50のAIシステムのIQが評価された。これらのシステムには、GoogleのAI、AppleのSiri、中国の検索エンジン「Baidu」(バイドゥ)が含まれる。併せて、18歳、12歳、6歳の人間3人も評価された。研究者らがこれらのAIシステムを2016年に再度テストしたところ、Googleが最も賢く、改善のペースが最も速かった(IQのスコアは26.5から47.28に上昇した)が、IQスコア55.5を獲得した6歳の子供さえも打ち負かすには至らなかったという。
ディープラーニングが可能にした「認識」「運動の習熟」「言語の意味理解」
人工知能の4つのレベル
【レベル1】単純な制御プログラム
温度の変化に応じて機能するエアコンや冷蔵庫など。
【人工知能搭載の◯◯】といった、マーケティング用語として用いられる場合もある。
【レベル2】対応のパターンが非常に多いもの
将棋のプログラムや掃除のロボット、質問に答える人工知能など、弱いAIがこれにあたる。
【レベル3】対応パターンを自動的に学習するもの
機械学習を取り入れたものが多く、特徴量は人間が設計する。
【レベル4】対応パターンの学習に使う特徴量も自力で獲得するもの
ディープラーニングを取り入れた人工知能が多く高度な分析が可能。
プログラム自体が大量のデータのインプットと特徴量抽出を繰り返すことで、レベル3のAIでは人間がすべて設定する必要があったの学習を行う。
具体的には、顔画像認識(Facebookの写真自動タグ付け機能など)や天気予報など。
特徴量【とくちょうりょう】とは
人間が世界を認識する際の要素になっているようなもの。例えば、何がコップの特徴量なのか、私たち人間は無意識のうちに認識している。それ故に、たとえ色や形や素材が違っていても、コップと認識できる。
2045年問題
ごく近い将来、AIが人間の知能を超える。
そして、この時代の10万円程度で買えるパソコンは、全人類70億の知能を合わせてもかなわないらしい。
しかし、人間の脳と比べるとAIは非常に単純化されている。
人間の脳にある様々なニューロン(神経細胞)の違いを無視して、AIは人工神経回路(ニューラルネットワーク:脳機能に見られるいくつかの特性を計算機上のシミュレーションによって表現することを目指した数学モデル)機能を備えているのが近年のAI技術の現状。
AIの進歩には、まだまだ脳科学の研究発展が必要とされている。
人間とAIの恋愛もあたりまえ⁉
AppleのSiri(シリ)・IBMのWatson(ワトソン)・ソフトバンクのPepperなど、一見言葉を理解しているように見えるが、統計的に言語を理解しているだけであって、言葉の意味そのものを理解している訳ではない。
人間の赤ちゃんと同じで、初めておもちゃを見せたところで、それが何なのか、どういう特性を持つものなのかは分からないのと同じ。
が、スマホ一つで世界とつながれるこの現状を、少し前の自分は想像さえできなかった。
人工知能の完成は、人間を滅ぼす可能性もあるし、逆に人間と恋愛する可能性もあり得る。
LINEやTwitterでAIとリアルな会話を楽しめる【りんな】にハマる男性も多いらしい。
また、【理想の彼氏メーカー】や【ときめき彼氏】などで、自分好みの彼氏を作り上げて会話を楽しんでいる女性も少なくないというから、AIと人間との恋愛はもう始まっているようだ。
りんな
理想の彼氏メーカー
ときめき彼氏
・・・どちらに転ぶにせよ、自分は自分を見失うことなく、せっせと人間家業を全うできるよう頑張る次第です。