秋といえばスポーツに芸術、そして『食欲の秋』。
食欲の秋といわれる所以は、もちろん食材の美味しさもあるが、夏バテで弱った体調回復や、冬に備えて栄養を蓄えるといった役割があるともいわれている。
今となっては好きな食物の旬を待たずとも、年中食べられるという幸せな環境下にあるが、昭和40年頃までは、秋が一番美味しい旬な食べ物が出回る時期だった。
夏は気温が高く体温を維持することは簡単だが、秋になると気温が下がり、体温を維持するためにより多くのエネルギーが必要となるため、寒い冬に備えなさいよという自然の教えから、秋には食欲が湧いてくるという仕組みなのだ。
まぁ堅苦しい話はこのくらいにして、『限定』とか『目新しいもの』にめっぽう弱い自分が、素人目線で食レポしてみよう。
※審査員は自分のみ
Here we go!
サッポロ一番塩味:カルボナーラ風
わが家にとっては高級な甘いティッシュを重石にして、出来上がりを待つ。
スープには多少とろみがついている。
卵や赤パプリカ・ベーコンが入っているから鮮やか。
目をつぶって食べてみると、
「塩ラーメンってこういう味だったっけ?久しぶりに食べたから忘れちゃったな」
といった感じで、元祖塩味とこれと言って違うテイスト感はなし。
塩味に若干、ポタージュスープを混ぜた味がするだけで、とりわけカルボナーラとまではいかない。
黒コショウを入れてみたが、パッとしなかった。
評価:普通としか言いようがない。
(スープは美味しいが、元祖の勝ち)
秋葉原総本店カレーは飲み物。赤い鶏カレー味ラーメン
蓋を開けた瞬間に、カレーがの香りがぶわっとくる。
麺は即席カップめん独特の油揚げめんそのものの味だが、若干太いのか?
キャベツの食感がしっかりと分かる。
日清のカップヌードルカレー味に酸味と辛みを+した感じ。
三口目くらいから、顔から汗がにじんできた。
半分食べた頃には、汗が噴き出してきた。
評価:スープは塩分を気にしなければ、1リットルくらい飲みたい。
Q・B・Bベビーチーズ限定商品
ワインに合うと言われても、わが家にはそんな洒落たものがなかったので、とりあえず毎晩のレモンサワーと。
サラミ&バジル入り
サラミとバジルの香りがきちんとがする。
口に入れると一番最初にバジルがきて、その次にサラミの小さいかけらとチーズが追っかけてくるといったところ。
これは定番商品になってもいいのではないか?
評価:酒が進みすぎる。
アンチョビ&オリーブ入り
原材料ににんにくは入っていないが、なぜだか、わずかながらにんにく臭がする。
味も心なしかにんにくチック。
オリーブオイルは好きなので普段からジャバジャバ使っているが、このチーズにオリーブは感じられない。
はっ⁉
食べて酒を飲んだら、わずかながら何かのオイルチックな後追いが来た。
でも、オリーブオイルじゃない。(しつこい)
評価:定番Q・B・Bチーズたちと値段は変わらないので、お得感はある。
たまには変わったものを食べるのもいいな
美味しいものが溢れすぎている世の中、
『何が食べたい?』と聞かれても、すぐにこれと言って思い浮かばない。
決して、何万円もするようなご馳走の事を言っているわけではないが、
要は、日々食べたいものを食べられているということだ。
中途半端に舌が肥えてしまった自分は、少し前まで、何にでも便利なだしの素(和・洋・中)を使っていたが、最近は「極力素材の味を」なんて、生意気なことを言っている始末。
とにかく、時には目線を変えて新しい味を発見し、マンネリ料理を打開できればな…
どうぞ皆様も、健康に留意して食欲の秋を楽しんでください。